<!--:en-->デトロイトりんご会補習授業校見学リポート:書き初め<!--:--><!--:ja-->デトロイトりんご会補習授業校見学リポート:書き初め<!--:--> 4

1月17日、りんご会補習授業校の中学部と高等部で「新春書き初め会」が実施された。国語の授業として筆使いなどを学ぶと同時に書き初めを通して書の表現力を高めるのが目的であり、日本の伝統行事を体験し、心静かに年の初めを感じそれを筆で表現する機会になっている。

学年ごとに新年のスタートにふさわしい課題が設定され、準備された手本を見ながら筆を運ばせる姿があった。お手本を実演しながら筆運びやバランスなどのポイントを指導する国語科の先生に加えて、学級担任や他教科の先生方も見回り、温かい声をかけていた。中学生は「不言実行」「自然の神秘」「無限の可能性」、高校生は今年の課題となった「永和九年歳在」の文字を、何度となく練習を重ね、真剣に挑戦していた。「永和九年歲在」は中国の書家王羲之による「蘭亭序」の冒頭の語句。春がテーマの漢文であり、また最高峰の書作品であることから、書の手本として、また、日本の書初めの題材にもしばしば選ばれるとのこと。国語科の先生より生徒たちに意味が説かれ、難しい課題であるが、取り組みがいのある語句であることが伝えられた。

一方、小学部の低学年は硬筆(鉛筆書き)で、3年生以上は毛筆で、冬休みの課題として学年ごとに決められた課題に取り組んだ。

力を尽くした全ての作品は「書き初め展」で展示され、保護者や児童生徒に披露された。