JBSD基金の2014年度 Grant Award 贈呈式が12月5日に実施された。
JBSD基金はJapan Business Society of Detroit(デトロイト日本商工会)によって米国社会への地域貢献と感謝の気持ちを表すために1993年に設立され、今までに通算160万ドル超をデトロイト周辺を中心とするミシガン州の20以上の市にわたる各所の団体に寄贈してきている。日本人子女が通う現地校や日米交流に貢献している団体に限らず、教育・文化など地域社会促進に貢献している組織、研究機関などを対象に資金面の支援を継続している。
23年目となった2014年度は、47の団体に総額$76,800が贈られた。
加藤JBSD基金理事長は挨拶の中で、「JBSD基金が、地域社会の向上、教育、研究や日米文化の結びつきに貢献している団体への継続的な支援を提供できることを光栄に思っている」と表明。多くの受賞団体が若者や非営利のスカラシップの支援を行っていると讃辞を伝えた。
続いての在デトロイト日本国総領事代表の挨拶後、受賞団体の代表者から感謝の言葉と、各団体の概要や活動内容、基金の使途や成果が伝えられた。
受賞団体は右リストのように、Community Enhancement(地域貢献団体)、
Education & Research (教育関係)、US Japan Relations (日米友好団体)に貢献している団体で、当地と日本の市町村の姉妹提携、大学の日本語学科などの他、日本に深く関わっている団体から特化していない団体まで様々。
日本の伝統文化である生け花を通じて日本との友好を深めている「生け花インターナショナル」の当地支部(チャプター85)は今年50周年を迎えるにあたり、特別講師を迎え、一般にも公開してのワークショップを予定しており、その費用にこのたびの基金を充てると話した。名門アートスクールCollege for Creative Studiesは、日本からアーティストを迎える費用に充てるなど、各団体いずれも日本理解や交流を念頭にして有意義に活用していることが窺われた。
JBSD(デトロイト日本商工会)は250の日系企業、1600名超の会員が加盟しており、ミシガン州における最大のグローバル投資をしている。地域交流並びにビジネスの場において日米間の理解と提携を図っている。
JBSD基金により、毎年、JCMU(大学生対象)及びYFU(高校生対象)が主催する Scholarshipに約3万ドルを拠出し、日本行の留学を支えている。
基金そのものの当地での地域貢献もさることながら、援助する側とされる側が一堂に会して互いの存在と尽力を確認し合う場として、また、情報交換の場として、贈呈式は意義の高い場であった。
デトロイト日本商工会ホームページ
JBSD基金の2014年度 Grant Award 贈呈式が12月5日に実施された。
JBSD基金はJapan Business Society of Detroit(デトロイト日本商工会)によって米国社会への地域貢献と感謝の気持ちを表すために1993年に設立され、今までに通算160万ドル超をデトロイト周辺を中心とするミシガン州の20以上の市にわたる各所の団体に寄贈してきている。日本人子女が通う現地校や日米交流に貢献している団体に限らず、教育・文化など地域社会促進に貢献している組織、研究機関などを対象に資金面の支援を継続している。
23年目となった2014年度は、47の団体に総額$76,800が贈られた。
加藤JBSD基金理事長は挨拶の中で、「JBSD基金が、地域社会の向上、教育、研究や日米文化の結びつきに貢献している団体への継続的な支援を提供できることを光栄に思っている」と表明。多くの受賞団体が若者や非営利のスカラシップの支援を行っていると讃辞を伝えた。
続いての在デトロイト日本国総領事代表の挨拶後、受賞団体の代表者から感謝の言葉と、各団体の概要や活動内容、基金の使途や成果が伝えられた。
受賞団体は右リストのように、Community Enhancement(地域貢献団体)、
Education & Research (教育関係)、US Japan Relations (日米友好団体)に貢献している団体で、当地と日本の市町村の姉妹提携、大学の日本語学科などの他、日本に深く関わっている団体から特化していない団体まで様々。
日本の伝統文化である生け花を通じて日本との友好を深めている「生け花インターナショナル」の当地支部(チャプター85)は今年50周年を迎えるにあたり、特別講師を迎え、一般にも公開してのワークショップを予定しており、その費用にこのたびの基金を充てると話した。名門アートスクールCollege for Creative Studiesは、日本からアーティストを迎える費用に充てるなど、各団体いずれも日本理解や交流を念頭にして有意義に活用していることが窺われた。
JBSD(デトロイト日本商工会)は250の日系企業、1600名超の会員が加盟しており、ミシガン州における最大のグローバル投資をしている。地域交流並びにビジネスの場において日米間の理解と提携を図っている。
JBSD基金により、毎年、JCMU(大学生対象)及びYFU(高校生対象)が主催する Scholarshipに約3万ドルを拠出し、日本行の留学を支えている。
基金そのものの当地での地域貢献もさることながら、援助する側とされる側が一堂に会して互いの存在と尽力を確認し合う場として、また、情報交換の場として、贈呈式は意義の高い場であった。
デトロイト日本商工会ホームページ