<!--:en-->New Years 2014<!--:--><!--:ja-->西暦2014年 平成26年を迎えて<!--:--> 1

新年のご挨拶

ジャパンニュースクラブをお読みの皆様、新年明けまして、おめでとうございます。

在デトロイト総領事として昨年9月下旬に着任し、3ヶ月が経ちましたが、行事への出席や着任挨拶等の機会にミシガン州及びオハイオ州の様々な場所へ赴くことができました。当地にお住まいの多くの皆様より暖かく迎えられ、米国中西部がアメリカのハートランドであると直に感じることができました。昨年に引き続き、本年も皆様のお役に立てるよう館員一同、一層の努力をして参りますので、よろしくお願い申し上げます。

昨年は、米国自動車産業の好況、アベノミクスによる日本経済の活性化等、日米両国でリーマンショックや震災後の経済的な復興が形になってきた年であったと思います。TPP交渉等の通商問題や東アジアの安全保障問題を含め、世界での日米連携の重要性は益々高まっています。

そのような中、ミシガン州では、労働権法の発効、デトロイト市の財政破綻と市長の交代、GMの米政府支援からの脱却等歴史的に象徴的な出来事が多い一年でした。デトロイト市では、連邦破産法の適用が裁判所に認められ、本格的な再建が始まろうとしています。米国内政では中間選挙の年でもあります。ミシガンにおける自動車産業の更なる発展や同市の早期再建等を通じた当地経済の益々の活性化と日米関係の益々の緊密化を期待しています。総領事館としても、地元当局へ必要な働きかけを行いつつ、様々な形で皆様の活動を支援して参りたいと存じます。

また、昨秋より当館管轄両州の主要美術館で日本美術特別展が続々と開催され、2 月にはオハイオ州クリーブランドにあるクリーブランド美術館にて「Remaking Tradition: Modern Arts of Japan」と題した日本美術特別展が始まり、3月にはデトロイト美術館で「Samurai Beyond the Sword」が始まります。これらの特別展が、より多くの地元の方々の日本文化への理解を促進すると共に、皆様にとっても日本文化を再発見頂ける機会となることを期待しています。また、2020年オリンピック及びパラリンピック開催地が東京に決まり、様々なレベルでのスポーツ交流も活発化していくと考えられます。各種団体と連携体制を強化しつつ、日米間の教育、文化、スポーツ交流活動をできる限り支援して参りたいと存じます。

広報活動の一つとして、より多くの方々に当館の活動を知って頂く為、当館のフェイスブックページを新設、日々の活動や当館管轄地域に係る様々なエピソードを日本語及び英語で紹介する「デトロイト総領事便り」も始めました。当館ホームページと併せて御覧頂ければと存じます(http://www.detroit. us.emb-japan.go.jp/index_j.htm)。

皆様への各種領事サービスについては、引き続き、各日本人関係団体の皆様のご協力を得て実施している領事出張サービスも含め、在外選挙登録、旅券業務や戸籍・国籍等の各種証明関係など多岐にわたるサービスの更なる充実・向上に努めて参ります。お気づきの点がございましたら、ご遠慮なく当館までご連絡下さい。

皆様の安全面における支援については、タイムリーな安全情報の発信や、自然災害発生時における緊急連絡体制の構築など、安全対策の拡充を図って参ります。当地の警察や治安機関との連絡・協力体制を密にしつつ、支援活動を続けて参ります。

在デトロイト日本国総領事館は、皆様の当地で生活環境が更に改善されるよう引き続き館員一同努めて参りますので、本年もよろしくお願い申し上げます。

末筆となりましたが、今年一年の皆様のご活躍、御多幸を心より祈念申し上げます。

平成26年1月
在デトロイト日本国総領事館
総領事 片山和之