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トラバース・シティー情報 第3弾:行楽の秋、食欲の秋、芸術の秋に

デトロイト近郊の住宅街でさえ木々の秋色を楽しむことができ、公園や湖畔に足を伸ばせばダイナミックな彩りを充分堪能できるので“紅葉狩り”にわざわざ出かける人は多くないが、トラバース・シティーの周辺の紅葉は格別。湾や大小の湖といった変化に富んだ地形と豊かな森、そして湖水の輝きが美しい秋色の景色を生み出す。

トラバース・シティー(以後、通称にもなっているTCと記載)の観光局の公式ウェブサイトwww.traversecity.comに、秋の彩りを楽しみ易いドライブコースの案内が掲載されている。(Home > Things To Do > Tours > Fall Color Tour) 地図とルート案内のブロシュアー(ウェブ上、又は観光局を通して実物)の入手も可。実に詳細な4つのモデルコースが示されているが、アクティビティと合わせて1,2泊で巡りたい方には、以下の2ヶ所がお薦め。紅葉の時期は年により、そして場所により異なるが、9月後半から10月半ば。確認を取るのがベスト。

初めて訪れる人にとって外せないのが、全米で4箇所しかないNational Lakeshore の一つSleeping Bear Done National Lakeshore。広大な砂丘(鳥取砂丘のような砂浜ではなく、高めの丘陵)自体は木がほとんどないが、ここで最もポピュラーな‘Dune Climb’を登るとミシガン湖とは逆の方向に秋色の雄大なパノラマを眺めることができる。(注意:ミシガン湖畔までは相当な距離。)砂丘とミシガン湖を一望できるのが、Sleeping Bear Done National Lakeshoreを出て南下したPierce Stocking Scenic Drive (有料)。秋には紅葉のトンネルのようになる。

もう一つは、トラバース・ベイ(TCの北側の湾)に指のように細く突き出している半島Old Mission Peninsulaのドライブ。上記観光局のFall Color Tourでは一番初めに紹介されている。TC周辺はミシガン屈指のワイン生産地でもあり、試飲(ワインテイスティング)や直売をしているワイナリーが数多くあるが、半島の中間ほどに位置する Chateau Grand Traverse wineryは高台にあって展望が抜群。その付近の道路からは、両側にトラバース・ベイの水の青さ、そして、一帯にはブドウをはじめ様々な果物の果樹園があるためにパッチワークのような景色を眺望できる。

アクティビティとしては、ゴルフ、ウォータースポーツ、ハイキング(+バイク)が特にポピュラー。二クラスやパーマーなどが設計したゴルフコースが名高く、雑誌Golf Magazine でトップ6にくい込んだこともあるゴルフのメッカで、宿泊施設も備えたゴルフ場も多い。ボートやカヌー、自転車のレンタルが利用できるのも観光地ならでは。大地の彩りと入り組んだ湖岸線を空から望むことができるパラセール、気球乗りのアトラクション営業もある。身一つで楽しめるハイキングは、Sleeping Bear Done National Shoreの長さ27マイルに及ぶ遊歩道をはじめ、ステイトパークや自然保護エリアのネイチャートレイルなど、気軽な散歩道から山歩きレベルまで多種多様。トレイルマップが上記TCウェブサイトで入手可能。

様々なアクティビティに加えて‘食’‘アート’も楽しめるのがTC。古くから避暑地、別荘地としてポピュラーで、近年は引退後に住む土地として人気が高いため、大都市から離れた地でありながら、洒落たレストランが多い。また、美しい景色や旧い街並みを愛して、この地を拠点にしている芸術家も多く、彼等によるローカルな作品や有名なアーティスト作品を扱うギャラリーがこの地区に50以上もある。いずれも市街地にあるのは一部だけで、郊外や周辺の小さな村に点在している。ちなみにTCは2009年にトラベルウェブサイト‘Trip Advisor’で‘米国内のチャーミングなスモールタウンNo2’に挙げられた。

弊紙2012年の2月号掲載の『四季それぞれに魅力と楽しみがある Traverse City』でも紹介したが、ダウンタウンから車で数分のGrand Traverse Commonsは精神病療養所の跡地を利用したユニークな一画になっており、メインビルディングにはかつての小部屋の間取りを生かしていくつもの店が入っている。敷地内にはレンガ造りの外観がかわいいベーカリーや手作りチーズケーキの店もある。(http://www.thevillagetc.com/

トラバース・シティーは、自然の美しさ、街の魅力もさることながら、ウェブサイトや冊子など、散策やアクティビティの情報が充実しているのが嬉しい。

*2012年2月号掲載『四季それぞれに魅力と楽しみがある Traverse City』、2013年5月号掲載『トラバースシティー 春から初夏の魅力』を弊紙ウェブサイトでご覧いただけます。

トラバース・シティー情報 第3弾:行楽の秋、食欲の秋、芸術の秋に

デトロイト近郊の住宅街でさえ木々の秋色を楽しむことができ、公園や湖畔に足を伸ばせばダイナミックな彩りを充分堪能できるので“紅葉狩り”にわざわざ出かける人は多くないが、トラバース・シティーの周辺の紅葉は格別。湾や大小の湖といった変化に富んだ地形と豊かな森、そして湖水の輝きが美しい秋色の景色を生み出す。

トラバース・シティー(以後、通称にもなっているTCと記載)の観光局の公式ウェブサイトwww.traversecity.comに、秋の彩りを楽しみ易いドライブコースの案内が掲載されている。(Home > Things To Do > Tours > Fall Color Tour) 地図とルート案内のブロシュアー(ウェブ上、又は観光局を通して実物)の入手も可。実に詳細な4つのモデルコースが示されているが、アクティビティと合わせて1,2泊で巡りたい方には、以下の2ヶ所がお薦め。紅葉の時期は年により、そして場所により異なるが、9月後半から10月半ば。確認を取るのがベスト。

初めて訪れる人にとって外せないのが、全米で4箇所しかないNational Lakeshore の一つSleeping Bear Done National Lakeshore。広大な砂丘(鳥取砂丘のような砂浜ではなく、高めの丘陵)自体は木がほとんどないが、ここで最もポピュラーな‘Dune Climb’を登るとミシガン湖とは逆の方向に秋色の雄大なパノラマを眺めることができる。(注意:ミシガン湖畔までは相当な距離。)砂丘とミシガン湖を一望できるのが、Sleeping Bear Done National Lakeshoreを出て南下したPierce Stocking Scenic Drive (有料)。秋には紅葉のトンネルのようになる。

もう一つは、トラバース・ベイ(TCの北側の湾)に指のように細く突き出している半島Old Mission Peninsulaのドライブ。上記観光局のFall Color Tourでは一番初めに紹介されている。TC周辺はミシガン屈指のワイン生産地でもあり、試飲(ワインテイスティング)や直売をしているワイナリーが数多くあるが、半島の中間ほどに位置する Chateau Grand Traverse wineryは高台にあって展望が抜群。その付近の道路からは、両側にトラバース・ベイの水の青さ、そして、一帯にはブドウをはじめ様々な果物の果樹園があるためにパッチワークのような景色を眺望できる。

アクティビティとしては、ゴルフ、ウォータースポーツ、ハイキング(+バイク)が特にポピュラー。二クラスやパーマーなどが設計したゴルフコースが名高く、雑誌Golf Magazine でトップ6にくい込んだこともあるゴルフのメッカで、宿泊施設も備えたゴルフ場も多い。ボートやカヌー、自転車のレンタルが利用できるのも観光地ならでは。大地の彩りと入り組んだ湖岸線を空から望むことができるパラセール、気球乗りのアトラクション営業もある。身一つで楽しめるハイキングは、Sleeping Bear Done National Shoreの長さ27マイルに及ぶ遊歩道をはじめ、ステイトパークや自然保護エリアのネイチャートレイルなど、気軽な散歩道から山歩きレベルまで多種多様。トレイルマップが上記TCウェブサイトで入手可能。

様々なアクティビティに加えて‘食’‘アート’も楽しめるのがTC。古くから避暑地、別荘地としてポピュラーで、近年は引退後に住む土地として人気が高いため、大都市から離れた地でありながら、洒落たレストランが多い。また、美しい景色や旧い街並みを愛して、この地を拠点にしている芸術家も多く、彼等によるローカルな作品や有名なアーティスト作品を扱うギャラリーがこの地区に50以上もある。いずれも市街地にあるのは一部だけで、郊外や周辺の小さな村に点在している。ちなみにTCは2009年にトラベルウェブサイト‘Trip Advisor’で‘米国内のチャーミングなスモールタウンNo2’に挙げられた。

弊紙2012年の2月号掲載の『四季それぞれに魅力と楽しみがある Traverse City』でも紹介したが、ダウンタウンから車で数分のGrand Traverse Commonsは精神病療養所の跡地を利用したユニークな一画になっており、メインビルディングにはかつての小部屋の間取りを生かしていくつもの店が入っている。敷地内にはレンガ造りの外観がかわいいベーカリーや手作りチーズケーキの店もある。(http://www.thevillagetc.com/

トラバース・シティーは、自然の美しさ、街の魅力もさることながら、ウェブサイトや冊子など、散策やアクティビティの情報が充実しているのが嬉しい。

*2012年2月号掲載『四季それぞれに魅力と楽しみがある Traverse City』、2013年5月号掲載『トラバースシティー 春から初夏の魅力』を弊紙ウェブサイトでご覧いただけます。

 

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