<!--:en-->West Bloomfield Library<!--:--><!--:ja-->姉妹図書館交流 West Bloomfield library – 淡路市立図書館<!--:--> 1

 7月31日(水)、ウエストブルームフィールド図書館と姉妹図書館関係にある淡路市から訪米していた十代の若者達を歓迎するため、昼食レセプションおよび参加者公募の夕刻のバーベキューが催された。
 西暦2千年を前にしてアメリカ政府はミレニアムプロジェクトと銘打って多くの事業を立ち上げた。その一つが全米各州の図書館と世界各国の図書館を姉妹図書館として認定する‘SisterLibrary Project’。選出されたウェストブルームフィールド図書館(以下WB図書館)と、米国の呼びかけに応じた当時の東浦町立図書館(現在は淡路市立東浦図書館)との交流が、政府公認の姉妹図書館として1999年に始まり、交流が続いている。姉妹都市提携を結んだ自治体間の中で図書館も交流する例は少なくないが、図書館同士が単独で提携を結ぶことは珍しい。
 WB図書館は、米国内の図書館ランキングで上位の“充実した活動をしている優秀な図書館”の評価を受けている。一方の東浦町立図書館は提携当時には設立2年という新しさ。人口も施設の規模も格差があったが、互いの土地を紹介した書籍や情報、子ども達が描いた絵などを交換し、密な交流を維持している。WB図書館では、日本から届いた品は必ず展示し、有効に活用している。人的交流もあり、2002年にはWB図書館の館長と担当職員2名が東浦町立図書館を訪問。地域の住人とも交流を深めた。2008年には淡路市図書館の関係者等が渡米した。
 また、淡路市はオハイオ州セントメアリー市と姉妹都市提携を結んでおり、昨年25周年を迎え、充実した交流が続いている。恒例の青少年を対象としたセントメアリー市訪問の後に、ウェストブルームフィールドを訪問する行程を昨年より加えた。当地に昼頃に到着し次の日には日本へ発つという短い滞在ではあったが、図書館での交流ランチと施設見学、近場の公園でのバーベキューパーティー、そして翌日にはフォード工場を見学する等、活動内容の多いプログラムが組まれた。
 歓迎レセプションを兼ねたランチョンには、在デトロイト総領事館の職員も参会。図書館館長や委員長からの温かい挨拶の他、駆けつけたウェストブルームフィールド高校ジャパニーズクラブのメンバーから歓迎の言葉が伝えられた。
 淡路市の図書館を日々利用しているという参加者の一人は「図書館の施設、本の量に驚いた。子供用のエリアがすばらしくて、ここなら弟を連れてきても私は本に没頭できそうで羨ましい」との感想を漏らした。
 バーベキューには当地の在留日本人も多数参加。あいにくの雨で野外でのアクティビティーは中止となったが、触れ合いの時を過ごした。
 WB図書館は、淡路市との交流に留まらず、当地で日本文化を広める活動も企画している。この夏には、5月に行われたJBSD(デトロイト日本商工会)主催写生大会の入賞作品が展示された。WB図書館のディレクターMs.Bohrerは交流担当職員として訪日した一人であり、親日の気持ちと日本人青少年の受け入れの喜びを示し、「日本との繋がりが持て光栄。今後も交流を深めて、地域に還元したい」と語る。