9月。日本ではまだまだ残暑が続く中、米国では各種学校の新年度、新学期が始まります。3ヶ月近い長い夏休みが終わり、新入学の生徒・学生は新しい学校と新しい顔ぶれの先生や仲間達との出会いに期待と不安の入り混じった気持ちを抱きながら初登校。同じ学校で持ち上がり進級の生徒・学生は休みボケの頭と体を元に戻すのに苦労しながら登校です。日本でもそうですが、夏休み前に習った授業内容を復習せずかなり忘れてしまう子も多いようで先生方も大変です。

夏休みの間に米国ではつい先日日本代表の連覇で終わったリトルリーグ・ワールドシリーズがありました。日本ではお馴染みの高校野球全国大会『熱闘甲子園』。その昔日本に居た頃は休日はもちろん、平日の昼休みなど仕事の合間にテレビ、車で移動中のラジオの実況放送、ニュース番組に目を凝らし、耳をそばだてていたものです。こちら米国ではそうも行かず、もっぱら新聞の電子版、ネットニュースや関連記事で後追いですが、今年も悲喜こもごも色々なドラマがありました。共に初優勝を掛けて戦った前橋育英高校と延岡学園の決勝戦は中盤で3-3の同点、終盤1点を争う好ゲームとなり、決勝点をもぎ取った前橋育英が群馬県勢としては史上2度目、初出場・初優勝の栄誉に輝きました。延岡学園は惜しくも後一歩で宮崎県勢として初優勝を逃しましたが、試合後の関連記事では両校選手のこれぞ高校野球のお手本と言える礼儀正しく清々しい戦い振りが伝えられ、両校監督や選手のコメントからも野球以前の日頃の指導と心構えが伺えて久し振りに心温まるものがありました。選手、監督、世話係、応援の皆さんお疲れ様!汗と感動をありがとう!!

さて、今回はのテーマは『防災の日に寄せて』です。

皆さんご存知のように日本では9月1日は『防災の日』。防災システム、行動指針、作業手順の点検・確認や模擬訓練などが全国各地で行われ、各種の自然災害、人災に備えて日頃から十分心構えをするように気持ちを引き締める日です。

また、それに先立つ8月30日には気象庁による『特別警報』の運用がスタートしました。

従来からあった各種注意報・警報の上位に位置するもので、最も緊急度が高く最大限の警戒を呼び掛ける警報です。2年前の東日本大震災の地震と大津波、二次災害的な原発事故、古くは関東大震災や伊勢湾台風の地震・広域火災、強風・豪雨・高潮・洪水被害など数十年に一度あるかないかという従来警報の発令基準を遥かに超えるほど大規模な異常事態が予想され、重大な災害の危険性が著しく高まった場合に新たに『特別警報』を発令されます。ここでは詳細を省きますが、気象庁のホームページの説明では対象地区の住民や訪問・滞在者は「直ちに命を守るための行動を取ってください。」とあります。一度ホームページを閲覧頂くとベストですね。

米国では特に『防災の日』が制定されていませんが、当地在住・滞在中の皆さんも良い機会ですので職場や家庭、公共の場所でイザと言う時にご自分とご家族、周囲の人々の命を守るための方法と手順を改めて考えて整理しておく事をお勧めします。

具体的には、氏名、血液型、緊急時の相互の連絡先、連絡方法、避難先などを幾つかリストアップし、優先順位をつけて書き出したメモをパスポート、運転免許証のような本人確認の出来る身分証明書と一緒に常時身に着けておくとベストでしょう。携帯電話やスマートフォン、モバイル、タブレットなどへの書き込みは停電時や電波・通信混乱時など電源やアクセスが確保出来ない場合もあり得るので、やはり紙に書いたメモが一番確かです。

特に子供さんやお年寄り、病気・けがで入院または加療中の方、ハンデキャップをお持ちの方、英語が不得手で英語の放送や避難・誘導指示が正確に理解出来ない方、土地勘のない日本や他州・他地域からの出張者・来訪者に関しては余計に留意する必要があります。

このところ米国でも毎年のように大雨、洪水、土砂崩れ、山火事、竜巻、ハリケーン、豪雪、雪崩などの自然災害がありますし、テロ、銃乱射、誘拐事件などのニュースも「またか!?」と言うくらい日常的になっていますので、日頃から念には念を入れて安全と防災対策を考えて可能な限りベストの備えをしておかねばなりません。

以上、防災の日に寄せて書き連ねてみました。皆さん、どうぞ安全第一でお過ごし下さい。

執筆者紹介:小久保陽三

Premia Partners, LLC (プレミア・パートナーズ・エルエルシー) パートナー。主に北米進出の日系企業向け経営・人事関連コンサルタント業務に従事。慶応義塾大学経済学部卒。愛知県の自動車関連部品・工業用品メーカーに入社後、化成品営業、社長室、総合開発室、米国ニューヨークの子会社、経営企画室、製品開発部、海外事業室、デトロイトの北米事業統括会社、中西部の合弁会社、WIN Advisory Group, Inc.勤務を経て現在に至る。外国企業との合弁契約、技術導入・援助契約、海外現地法人設立・立ち上げ・運営、人事問題取扱い経験豊富。06年7月より本紙に寄稿中。JBSD個人会員。

9月。日本ではまだまだ残暑が続く中、米国では各種学校の新年度、新学期が始まります。3ヶ月近い長い夏休みが終わり、新入学の生徒・学生は新しい学校と新しい顔ぶれの先生や仲間達との出会いに期待と不安の入り混じった気持ちを抱きながら初登校。同じ学校で持ち上がり進級の生徒・学生は休みボケの頭と体を元に戻すのに苦労しながら登校です。日本でもそうですが、夏休み前に習った授業内容を復習せずかなり忘れてしまう子も多いようで先生方も大変です。

夏休みの間に米国ではつい先日日本代表の連覇で終わったリトルリーグ・ワールドシリーズがありました。日本ではお馴染みの高校野球全国大会『熱闘甲子園』。その昔日本に居た頃は休日はもちろん、平日の昼休みなど仕事の合間にテレビ、車で移動中のラジオの実況放送、ニュース番組に目を凝らし、耳をそばだてていたものです。こちら米国ではそうも行かず、もっぱら新聞の電子版、ネットニュースや関連記事で後追いですが、今年も悲喜こもごも色々なドラマがありました。共に初優勝を掛けて戦った前橋育英高校と延岡学園の決勝戦は中盤で3-3の同点、終盤1点を争う好ゲームとなり、決勝点をもぎ取った前橋育英が群馬県勢としては史上2度目、初出場・初優勝の栄誉に輝きました。延岡学園は惜しくも後一歩で宮崎県勢として初優勝を逃しましたが、試合後の関連記事では両校選手のこれぞ高校野球のお手本と言える礼儀正しく清々しい戦い振りが伝えられ、両校監督や選手のコメントからも野球以前の日頃の指導と心構えが伺えて久し振りに心温まるものがありました。選手、監督、世話係、応援の皆さんお疲れ様!汗と感動をありがとう!!

さて、今回はのテーマは『防災の日に寄せて』です。

皆さんご存知のように日本では9月1日は『防災の日』。防災システム、行動指針、作業手順の点検・確認や模擬訓練などが全国各地で行われ、各種の自然災害、人災に備えて日頃から十分心構えをするように気持ちを引き締める日です。

また、それに先立つ8月30日には気象庁による『特別警報』の運用がスタートしました。

従来からあった各種注意報・警報の上位に位置するもので、最も緊急度が高く最大限の警戒を呼び掛ける警報です。2年前の東日本大震災の地震と大津波、二次災害的な原発事故、古くは関東大震災や伊勢湾台風の地震・広域火災、強風・豪雨・高潮・洪水被害など数十年に一度あるかないかという従来警報の発令基準を遥かに超えるほど大規模な異常事態が予想され、重大な災害の危険性が著しく高まった場合に新たに『特別警報』を発令されます。ここでは詳細を省きますが、気象庁のホームページの説明では対象地区の住民や訪問・滞在者は「直ちに命を守るための行動を取ってください。」とあります。一度ホームページを閲覧頂くとベストですね。

米国では特に『防災の日』が制定されていませんが、当地在住・滞在中の皆さんも良い機会ですので職場や家庭、公共の場所でイザと言う時にご自分とご家族、周囲の人々の命を守るための方法と手順を改めて考えて整理しておく事をお勧めします。

具体的には、氏名、血液型、緊急時の相互の連絡先、連絡方法、避難先などを幾つかリストアップし、優先順位をつけて書き出したメモをパスポート、運転免許証のような本人確認の出来る身分証明書と一緒に常時身に着けておくとベストでしょう。携帯電話やスマートフォン、モバイル、タブレットなどへの書き込みは停電時や電波・通信混乱時など電源やアクセスが確保出来ない場合もあり得るので、やはり紙に書いたメモが一番確かです。

特に子供さんやお年寄り、病気・けがで入院または加療中の方、ハンデキャップをお持ちの方、英語が不得手で英語の放送や避難・誘導指示が正確に理解出来ない方、土地勘のない日本や他州・他地域からの出張者・来訪者に関しては余計に留意する必要があります。

このところ米国でも毎年のように大雨、洪水、土砂崩れ、山火事、竜巻、ハリケーン、豪雪、雪崩などの自然災害がありますし、テロ、銃乱射、誘拐事件などのニュースも「またか!?」と言うくらい日常的になっていますので、日頃から念には念を入れて安全と防災対策を考えて可能な限りベストの備えをしておかねばなりません。

以上、防災の日に寄せて書き連ねてみました。皆さん、どうぞ安全第一でお過ごし下さい。

執筆者紹介:小久保陽三

Premia Partners, LLC (プレミア・パートナーズ・エルエルシー) パートナー。主に北米進出の日系企業向け経営・人事関連コンサルタント業務に従事。慶応義塾大学経済学部卒。愛知県の自動車関連部品・工業用品メーカーに入社後、化成品営業、社長室、総合開発室、米国ニューヨークの子会社、経営企画室、製品開発部、海外事業室、デトロイトの北米事業統括会社、中西部の合弁会社、WIN Advisory Group, Inc.勤務を経て現在に至る。外国企業との合弁契約、技術導入・援助契約、海外現地法人設立・立ち上げ・運営、人事問題取扱い経験豊富。06年7月より本紙に寄稿中。JBSD個人会員。

返事を書く

コメントを記入してください
お名前を記入してください