言葉が違うゼロからのスタート、「誰もが無限の可能性を持っている」
この9月、映画 「Believe Again」 のDVDがAmazon.comにて発売される。映画「Believe Again」は、今年3月に地元ミシガンで劇場公開され、5月にハリウッドの国際映画祭(International Family Film Festival)にも正式紹待された、純日本人女性監督による作品だ。
「逆境に立つ人達を勇気付けたくてこの映画を作りました」と語るのは監督、脚本、音楽を担当した神原典子(Noriko M Kambara)氏。神原氏がミシガンに来たのは2009年の冬。ミシガンが映画産業に力を入れ始めた時だった。神原氏は、ある時、インターン先の映画製作会社で「映画業界に入りたいけど、自分はもう年だし、失敗するのが怖い」と始める前から夢を諦めていた失業者の年配男性に出逢う。「やる前から諦めてしまうなんて、すごくもったいないと思いました。私は誰もが、いくつ日本人女性監督によるミシガン映画「Believe Again」DVD発売言葉が違うゼロからのスタート、「誰もが無限の可能性を持っている」になっても無限の可能性を持っていると思うんです。諦めない限り」作曲が本業だった神原氏は、とあるプロデューサーの助言もあり、監督の道を目指すことを決意する。
職を失い希望も失い、夢さえも追う前から諦めてしまう、そんな人達に希望を与えたい、そんな思いから作られたのがこの映画「Believe Again」だ。映画の中で、職も家族も失った主人公のトムは、忘れていた古い夢に向かって歩み始める。主演は、リタイア後、第二の人生で俳優になる夢を叶えた Tim Kaiser。 「やろうとしてもなかなかうまくいかない、でもとにかく進むしかない、そんな苦境を自分自身も経験してきた。だから、自分が演じる役と自分を重ねることが出来たし、この映画に出ることができて、とても楽しかった。人生の中で本当に重要なことはいつも簡単にはいかなくて、すごく努力を必要とする。この映画は視聴者のみんなに、とてもゴールまで達成できない、もうだめだと思えても、諦めちゃだめだよって事を教えてくれると思う」とKaiser氏は語る。
ミシガンに来る前はIT業界で働いていたという神原氏にとっても、映画製作は、異文化の中、全く異分野へのチャレンジだった。「何しろミシガンに来て間もなく、カネなしコネなし経験なし、しかも言葉違う、という中で作り上げた処女作品です。正直、課題や改善点は山程あります。でも、少しでも見た人に勇気と希望を与えられればと思い公開に踏み切りました」と神原氏は胸の内を明かした。
ワシントン日本商工会財団の理事長、大出隆氏は 「この映画は 『誰でも何歳になっても無限の可能性があること』を、そして、人間、その気でやれば『夢は叶えられる』という事を教えてくれる。こうした映画が日本人の手によって作られたというのは驚きであり、喜ばしい事です」とコメントを寄せている。長編映画「Believe Again」と同時に劇場公開された、ペット遺棄に関するショートフィルム「ABANDONED BUDDY」も10月にストリーミング配信を開始する。「どんな形でも何か社会の役に立つような作品を作って行きたいと思っています」と神原氏。現在は環境問題をテーマにしたサイエンスフィクションを製作中だという。
DVD、ストリーミングとも日本語字幕が用意される予定だ。英語が苦手な方でも安心して観る事ができるだろう。
言葉が違うゼロからのスタート、「誰もが無限の可能性を持っている」
この9月、映画 「Believe Again」 のDVDがAmazon.comにて発売される。映画「Believe Again」は、今年3月に地元ミシガンで劇場公開され、5月にハリウッドの国際映画祭(International Family Film Festival)にも正式紹待された、純日本人女性監督による作品だ。
「逆境に立つ人達を勇気付けたくてこの映画を作りました」と語るのは監督、脚本、音楽を担当した神原典子(Noriko M Kambara)氏。神原氏がミシガンに来たのは2009年の冬。ミシガンが映画産業に力を入れ始めた時だった。神原氏は、ある時、インターン先の映画製作会社で「映画業界に入りたいけど、自分はもう年だし、失敗するのが怖い」と始める前から夢を諦めていた失業者の年配男性に出逢う。「やる前から諦めてしまうなんて、すごくもったいないと思いました。私は誰もが、いくつ日本人女性監督によるミシガン映画「Believe Again」DVD発売言葉が違うゼロからのスタート、「誰もが無限の可能性を持っている」になっても無限の可能性を持っていると思うんです。諦めない限り」作曲が本業だった神原氏は、とあるプロデューサーの助言もあり、監督の道を目指すことを決意する。
職を失い希望も失い、夢さえも追う前から諦めてしまう、そんな人達に希望を与えたい、そんな思いから作られたのがこの映画「Believe Again」だ。映画の中で、職も家族も失った主人公のトムは、忘れていた古い夢に向かって歩み始める。主演は、リタイア後、第二の人生で俳優になる夢を叶えた Tim Kaiser。 「やろうとしてもなかなかうまくいかない、でもとにかく進むしかない、そんな苦境を自分自身も経験してきた。だから、自分が演じる役と自分を重ねることが出来たし、この映画に出ることができて、とても楽しかった。人生の中で本当に重要なことはいつも簡単にはいかなくて、すごく努力を必要とする。この映画は視聴者のみんなに、とてもゴールまで達成できない、もうだめだと思えても、諦めちゃだめだよって事を教えてくれると思う」とKaiser氏は語る。
ミシガンに来る前はIT業界で働いていたという神原氏にとっても、映画製作は、異文化の中、全く異分野へのチャレンジだった。「何しろミシガンに来て間もなく、カネなしコネなし経験なし、しかも言葉違う、という中で作り上げた処女作品です。正直、課題や改善点は山程あります。でも、少しでも見た人に勇気と希望を与えられればと思い公開に踏み切りました」と神原氏は胸の内を明かした。
ワシントン日本商工会財団の理事長、大出隆氏は 「この映画は 『誰でも何歳になっても無限の可能性があること』を、そして、人間、その気でやれば『夢は叶えられる』という事を教えてくれる。こうした映画が日本人の手によって作られたというのは驚きであり、喜ばしい事です」とコメントを寄せている。長編映画「Believe Again」と同時に劇場公開された、ペット遺棄に関するショートフィルム「ABANDONED BUDDY」も10月にストリーミング配信を開始する。「どんな形でも何か社会の役に立つような作品を作って行きたいと思っています」と神原氏。現在は環境問題をテーマにしたサイエンスフィクションを製作中だという。
DVD、ストリーミングとも日本語字幕が用意される予定だ。英語が苦手な方でも安心して観る事ができるだろう。