
原因がはっきりとわからないこんな症状に悩まされていることはありませんか?• 肩こり、頭痛、背痛• 便秘、下痢などお腹の不調• けだるさ感、疲労感• 動悸、息切れ、胸の痛み• 胃のむかつき、胃痛• 不眠病院を受診してもさしたる原因が見つからないという場合、これらの症状はもしかするとストレスからきているのかもしれません。なぜなら、ストレスと私達の健康状態は密着に関連しているからです。私達は日常生活の中で日々様々なストレスと接触していますが、あなたはそれらのストレスとどのようにおつきあいしていますか? ストレスに適切に対応せず、ストレスが滞ったままであると私達の大切な健康を脅かしてしまいます。今回は我々現代人の多くが感じているストレスについて少しお話ししたいと思います。
では、まず、ストレスとは一体どういうものであるか、その仕組みと弊害について一緒に見ていきましょう。ストレスとは、私達の心身になんらかの圧迫が強くかかった状態、まるでロープがピーン張りつめたような状態のことをいいます。それは私達の心身にとりどのような意味であるかといえば、“危険”、または、“脅威”と解釈されます。例えば、今、私達の心がストレスを感知したとします。まず、心に緊張感が張りつめ、脳が危険を察知したという警告サインを体内全体に送ります。私達の体はその“危機事態”にいつでも対応できるよう姿勢を整えます。いわゆる、Fight-or-Flight(争うか争わずに逃げるか)という緊迫した状態を作り出します。そうすると体内にストレスホルモンというものが放出され、体の筋肉が硬直したり、呼吸が浅くなったり、心拍数や血圧が上昇するということが起こります。自律神経系の働きも活発化し、その結果、頭痛がしたり、胃が痛くなったり、夜眠ることができなくなるということが発生します。
もしそのままストレスの多い状態が継続してしまうと、体の免疫システムがどんどん弱まっていきます。ストレスが高い状態が続くと風邪をひきやすくなったりするのはこのためです。また、心も体も休まることがなくなります。ゆえに、常にけだるさ感や疲労感を覚えるようになったり、体のあちこちにうずきや痛みを感じるということが起こります。更にストレスが慢性化してしまうとより神経が過敏になり、高血圧、胃潰瘍、過敏性大腸症症候群、円形脱毛症などの病気、または、うつ、不安症、パニック障害などの精神的な病気を引き起こす可能性を高めてしまいます。
それゆえ、ストレスの症状に早目に気づくこと、そしてそれを引き起こす原因を見つけることがとても大切になります。原因を追究せず、食べ物やアルコール、または、ショッピングなどの一時的なストレス解消法のみに依存している場合、反対にストレスがどんどん大きくなるという残念な結果を生んでしまいます。ゆえに、できるだけストレスの原因を軽減させるなど建設的で効果的なストレス低減法を見つけることがとても大切です。ストレス対処法には様々なものがありますが、ここで効果的であり、かつ、簡単にできるというストレス低減法をいくつかご紹介しましょう。呼吸私達は呼吸することにより私達の心身に必要な酸素等を含む空気を体内に入れ込み、二酸化炭素など体に不必要になったものを体外へ放出していきますが、悪い呼吸法をしているとそれらの流れに滞りができてしまいます。不要物が体外にうまく放出されないと、心と体がすっきりしない状態となり、様々な病気を引き起こす原因になってしまいます。正しい呼吸法を学ぶことによりストレスを低減することができます。笑い笑いは体を使うエクササイズと同じような効果があります。笑いは体の免疫力を上昇してくれ、硬直した筋肉をやわらげてくれ、気分をリフレッシュしてくれます。笑いは心の薬とも言われ、ストレスの膏薬となります。心がダウンしているときは、コメディでも見て大きな声で笑ってみましょう。リラクゼーション皆様に馴染みリラクゼーションといえば、マッサージ、アロマセラピーなどがあるかと思いますが、ヒプノセラピー(睡眠療法)、気付きの瞑想(Mindfulness Meditation)、誘導瞑想(Guided Meditation)などリラクゼーションの方法は他にも様々あります。ヒプノセラピーやメディテーションは、血圧を下げることができたり、マッサージのように筋肉の硬直をほぐすことができたり、また、気持ちを落ち着かせることができたり、心と体からストレスを低減するのにとても効果的です。最初は、これらのリラクゼーションを自己で行うのは大変難しいので、カウンセラーなど専門家の誘導によるリラクゼーションが効果的でしょう。
ストレス社会と言われる現代を生きる私達はストレスを避けて通ることはできません。また、ある程度のストレスは私達にやる気を持たせてくれたり、必要なものなのですが、ある一定度を超えるストレスは私達の健康に弊害をもたらせてしまいます。ストレスと共存するのは大変難しいことです。また、どのぐらいのストレスが弊害になるかというのは各個人により様々であり、また、自己判断をするのは困難です。もしあなたが原因のはっきりしない痛みや不快感に悩まされているなら、一度カウンセリングに行かれ、その原因を追究してみるのもひとつの方法ではないでしょうか。自分に合った効果的なストレス解消法を見つけることはとても大切です。
*上記でご紹介しました呼吸法、または、リラクゼーション法は心と体のバランスについて、知識のあるカウンセラー等の専門家から学ぶことができます。
執筆者紹介:こあきバイヤーズドルフ
こあきバイヤーズドルフ: Lifescape Counseling LLC のオーナー、メンタルヘルスカウンセラー、クロスカルチャーコンサルタント。日本語にて様々な心のケアサービスを提供。
詳しくは、www.lifescapecounselingllc.comをご覧ください。また、Facebook、ブログの方も随時更新しておりますので、フォローください。(ウエブサイトにリンクあり)
Lifescape Counseling LLC (Tel) 734-237-3589
108 N. Center Suite 204, Northville, MI 48167
原因がはっきりとわからないこんな症状に悩まされていることはありませんか?• 肩こり、頭痛、背痛• 便秘、下痢などお腹の不調• けだるさ感、疲労感• 動悸、息切れ、胸の痛み• 胃のむかつき、胃痛• 不眠病院を受診してもさしたる原因が見つからないという場合、これらの症状はもしかするとストレスからきているのかもしれません。なぜなら、ストレスと私達の健康状態は密着に関連しているからです。私達は日常生活の中で日々様々なストレスと接触していますが、あなたはそれらのストレスとどのようにおつきあいしていますか? ストレスに適切に対応せず、ストレスが滞ったままであると私達の大切な健康を脅かしてしまいます。今回は我々現代人の多くが感じているストレスについて少しお話ししたいと思います。
では、まず、ストレスとは一体どういうものであるか、その仕組みと弊害について一緒に見ていきましょう。ストレスとは、私達の心身になんらかの圧迫が強くかかった状態、まるでロープがピーン張りつめたような状態のことをいいます。それは私達の心身にとりどのような意味であるかといえば、“危険”、または、“脅威”と解釈されます。例えば、今、私達の心がストレスを感知したとします。まず、心に緊張感が張りつめ、脳が危険を察知したという警告サインを体内全体に送ります。私達の体はその“危機事態”にいつでも対応できるよう姿勢を整えます。いわゆる、Fight-or-Flight(争うか争わずに逃げるか)という緊迫した状態を作り出します。そうすると体内にストレスホルモンというものが放出され、体の筋肉が硬直したり、呼吸が浅くなったり、心拍数や血圧が上昇するということが起こります。自律神経系の働きも活発化し、その結果、頭痛がしたり、胃が痛くなったり、夜眠ることができなくなるということが発生します。
もしそのままストレスの多い状態が継続してしまうと、体の免疫システムがどんどん弱まっていきます。ストレスが高い状態が続くと風邪をひきやすくなったりするのはこのためです。また、心も体も休まることがなくなります。ゆえに、常にけだるさ感や疲労感を覚えるようになったり、体のあちこちにうずきや痛みを感じるということが起こります。更にストレスが慢性化してしまうとより神経が過敏になり、高血圧、胃潰瘍、過敏性大腸症症候群、円形脱毛症などの病気、または、うつ、不安症、パニック障害などの精神的な病気を引き起こす可能性を高めてしまいます。
それゆえ、ストレスの症状に早目に気づくこと、そしてそれを引き起こす原因を見つけることがとても大切になります。原因を追究せず、食べ物やアルコール、または、ショッピングなどの一時的なストレス解消法のみに依存している場合、反対にストレスがどんどん大きくなるという残念な結果を生んでしまいます。ゆえに、できるだけストレスの原因を軽減させるなど建設的で効果的なストレス低減法を見つけることがとても大切です。ストレス対処法には様々なものがありますが、ここで効果的であり、かつ、簡単にできるというストレス低減法をいくつかご紹介しましょう。呼吸私達は呼吸することにより私達の心身に必要な酸素等を含む空気を体内に入れ込み、二酸化炭素など体に不必要になったものを体外へ放出していきますが、悪い呼吸法をしているとそれらの流れに滞りができてしまいます。不要物が体外にうまく放出されないと、心と体がすっきりしない状態となり、様々な病気を引き起こす原因になってしまいます。正しい呼吸法を学ぶことによりストレスを低減することができます。笑い笑いは体を使うエクササイズと同じような効果があります。笑いは体の免疫力を上昇してくれ、硬直した筋肉をやわらげてくれ、気分をリフレッシュしてくれます。笑いは心の薬とも言われ、ストレスの膏薬となります。心がダウンしているときは、コメディでも見て大きな声で笑ってみましょう。リラクゼーション皆様に馴染みリラクゼーションといえば、マッサージ、アロマセラピーなどがあるかと思いますが、ヒプノセラピー(睡眠療法)、気付きの瞑想(Mindfulness Meditation)、誘導瞑想(Guided Meditation)などリラクゼーションの方法は他にも様々あります。ヒプノセラピーやメディテーションは、血圧を下げることができたり、マッサージのように筋肉の硬直をほぐすことができたり、また、気持ちを落ち着かせることができたり、心と体からストレスを低減するのにとても効果的です。最初は、これらのリラクゼーションを自己で行うのは大変難しいので、カウンセラーなど専門家の誘導によるリラクゼーションが効果的でしょう。
ストレス社会と言われる現代を生きる私達はストレスを避けて通ることはできません。また、ある程度のストレスは私達にやる気を持たせてくれたり、必要なものなのですが、ある一定度を超えるストレスは私達の健康に弊害をもたらせてしまいます。ストレスと共存するのは大変難しいことです。また、どのぐらいのストレスが弊害になるかというのは各個人により様々であり、また、自己判断をするのは困難です。もしあなたが原因のはっきりしない痛みや不快感に悩まされているなら、一度カウンセリングに行かれ、その原因を追究してみるのもひとつの方法ではないでしょうか。自分に合った効果的なストレス解消法を見つけることはとても大切です。
*上記でご紹介しました呼吸法、または、リラクゼーション法は心と体のバランスについて、知識のあるカウンセラー等の専門家から学ぶことができます。
執筆者紹介:こあきバイヤーズドルフ
こあきバイヤーズドルフ: Lifescape Counseling LLC のオーナー、メンタルヘルスカウンセラー、クロスカルチャーコンサルタント。日本語にて様々な心のケアサービスを提供。
詳しくは、www.lifescapecounselingllc.comをご覧ください。また、Facebook、ブログの方も随時更新しておりますので、フォローください。(ウエブサイトにリンクあり)
Lifescape Counseling LLC (Tel) 734-237-3589
108 N. Center Suite 204, Northville, MI 48167