
トラバースシティーに訪れる多くの旅行者は真夏を選ぶが、市の北側Grand Traverse Bay 周辺が最もチャーミングな装いをするのは春と秋。
とりわけ、ミシガンの長く殺風景な冬の後、待ちに待ってようやく迎える春のこの地は歓びと躍動に満ちる。森の木々、そして草原や道端、岸辺の野花が大地に彩を添える。そして、トラバースシティー周辺の特産である260万本ものサクランボの木が花を付け、まるで白い雲のように Leelanau と Old Mission の半島に広がる風景を楽しむことができる。さらには高級キノコとして珍重されているモエル・マッシュルームが取れる時期でもある。避寒していた渡り鳥が舞い戻る姿を目をすることもあり、自然は躍動感に溢れる。「これほど多種多様な野花が隣接して育成する様を鑑賞できる地は他にない」とトラバースシティーのナチュラリストは素晴らしさを推奨。また、森に入り込んで散策しなくとも、半島を車や自転車で回るだけでも十分に春の花々を楽しむことが出来るのがこのエリアの魅力。例年は5月に様々な果樹の花やタンポポが一斉に花開き、芝や野草の新緑とGrand Traverse Bay の青々とした水の色とが鮮やかなコントラストを生みだし、愛らしい風景を描き出す。 このような春のドラマチックな自然の恵みを祝うべく、地元では様々なフェスティバルが催され、人々の気持ちを浮き立たせる。アスパラガス、イチゴ、モレル・マッシュルーム、などなど。ミシガンの住人であれば、植物が芽を出したその喜びは共感できる。
そして初夏には最も規模が大きく、参加者も訪問者も多いサクランボのフェスティバル“National Cherry Festival”が開催される。
昨年12月号に掲載した「四季それぞれの魅力と楽しみがあるTraverse City」にも記載したが、トラバース・シティーはミシガン有数の避暑地、別荘地として知られており、ジャック・ニクラウスが設計したゴルフコースで有名な“グランド・トラバース・リゾート”を筆頭に、ベイ沿いにはバケーション客用のホテルやインが立ち並び、キャンプ場も多い。水辺のリゾート地らしく、夏はヨット、ジェットスキー等のウォータースポーツなどアクティビティが豊富である。 そして、Sleeping Bear Dunes National Lakeshoreの広域な砂丘と、そこから眺めるミシガン湖の壮大な展望は、どの季節にいっても訪問者を裏切らない。湖畔ならではのマリンミュージアムなどもあり、湖が物資の運路であった頃の華々しい歴史や展示に触れることができる。Old Mission(Travers Bay に細長く伸びた半島)の先端にある元灯台の資料館では、ボランティアで燈台守の経験をするプログラムを提供している。
ダウンタウンから数マイル北東(ハイウェイUS-31沿い)には “Music House Museum”がある。築30年を超すこの施設には、アンティークの自動ピアノや様々な大きさと形のオルゴールが収集展示されており、全米屈指のユニークなミュージックミュージアムに数えられており、特大サイズのダンスホール用のオルガンも鎮座している。館内ツアーに参加すると、1870年代から 1930年代にわたる楽器やオルゴールについての歴史説明に加えて、実際にメロディーを奏でる様子と音を体験できる。(5月~10月は連日開館。11、12月は土曜日とホリデーのみ。)
デトロイトから車で約5時間。デトロイト・メトロ空港からトラバース・シティーへ飛行機も乗り入れている。トラバースシティー春から初夏の魅力
情報/写真提供:トラバースシティー観光局
トラバースシティーに訪れる多くの旅行者は真夏を選ぶが、市の北側Grand Traverse Bay 周辺が最もチャーミングな装いをするのは春と秋。
とりわけ、ミシガンの長く殺風景な冬の後、待ちに待ってようやく迎える春のこの地は歓びと躍動に満ちる。森の木々、そして草原や道端、岸辺の野花が大地に彩を添える。そして、トラバースシティー周辺の特産である260万本ものサクランボの木が花を付け、まるで白い雲のように Leelanau と Old Mission の半島に広がる風景を楽しむことができる。さらには高級キノコとして珍重されているモエル・マッシュルームが取れる時期でもある。避寒していた渡り鳥が舞い戻る姿を目をすることもあり、自然は躍動感に溢れる。「これほど多種多様な野花が隣接して育成する様を鑑賞できる地は他にない」とトラバースシティーのナチュラリストは素晴らしさを推奨。また、森に入り込んで散策しなくとも、半島を車や自転車で回るだけでも十分に春の花々を楽しむことが出来るのがこのエリアの魅力。例年は5月に様々な果樹の花やタンポポが一斉に花開き、芝や野草の新緑とGrand Traverse Bay の青々とした水の色とが鮮やかなコントラストを生みだし、愛らしい風景を描き出す。 このような春のドラマチックな自然の恵みを祝うべく、地元では様々なフェスティバルが催され、人々の気持ちを浮き立たせる。アスパラガス、イチゴ、モレル・マッシュルーム、などなど。ミシガンの住人であれば、植物が芽を出したその喜びは共感できる。
そして初夏には最も規模が大きく、参加者も訪問者も多いサクランボのフェスティバル“National Cherry Festival”が開催される。
昨年12月号に掲載した「四季それぞれの魅力と楽しみがあるTraverse City」にも記載したが、トラバース・シティーはミシガン有数の避暑地、別荘地として知られており、ジャック・ニクラウスが設計したゴルフコースで有名な“グランド・トラバース・リゾート”を筆頭に、ベイ沿いにはバケーション客用のホテルやインが立ち並び、キャンプ場も多い。水辺のリゾート地らしく、夏はヨット、ジェットスキー等のウォータースポーツなどアクティビティが豊富である。 そして、Sleeping Bear Dunes National Lakeshoreの広域な砂丘と、そこから眺めるミシガン湖の壮大な展望は、どの季節にいっても訪問者を裏切らない。湖畔ならではのマリンミュージアムなどもあり、湖が物資の運路であった頃の華々しい歴史や展示に触れることができる。Old Mission(Travers Bay に細長く伸びた半島)の先端にある元灯台の資料館では、ボランティアで燈台守の経験をするプログラムを提供している。
ダウンタウンから数マイル北東(ハイウェイUS-31沿い)には “Music House Museum”がある。築30年を超すこの施設には、アンティークの自動ピアノや様々な大きさと形のオルゴールが収集展示されており、全米屈指のユニークなミュージックミュージアムに数えられており、特大サイズのダンスホール用のオルガンも鎮座している。館内ツアーに参加すると、1870年代から 1930年代にわたる楽器やオルゴールについての歴史説明に加えて、実際にメロディーを奏でる様子と音を体験できる。(5月~10月は連日開館。11、12月は土曜日とホリデーのみ。)
デトロイトから車で約5時間。デトロイト・メトロ空港からトラバース・シティーへ飛行機も乗り入れている。トラバースシティー春から初夏の魅力
情報/写真提供:トラバースシティー観光局