11月10日、アナーバーのダウンタウンにある図書館(Ann Arbor Downtown Library)にて邦楽グループMiyabi(雅)が琴を中心としたアンサンブルの演奏を行い、大勢の観客が美しい音色にあふれる午後のひと時を過ごした。
Miyabiは1997年に結成され、以来、大学や博物館、教会、学校に赴き、生の邦楽演奏を披露してきた。日本コミュニティーのイベントでもたびたび演奏し、日本文化紹介に貢献している。琴の楽曲や日本伝来の曲に加えて、演奏対象や場に応じて、西洋のクラシック音楽や日本のアニメ主題曲を組み入れるなど、選曲に工夫を凝らしている。多くの人が琴の魅力に触れ、ファンが増えている。
今回のアナーバー図書館での演奏は同図書館が企画しているプログラムの一環として招かれたもので、“MIYABI: JAPANESE TRADITIONAL MUSIC”と題して行われた。
大光晴美さん、相川恵津子さん、浅野裕子さんの3人が琴を演奏し、美しい音色と見事な弦捌きを披露した。加藤乃扶子さんのピアノ、藤原さと子さんのフルートも加わり、幅広い音楽の表情を届けた。曲は7曲。今回も古典や近代、和洋のジャンルから、広いバラエティーのプログラム。オープニングと最後に、古典箏曲を代表する『六段の調べ』と、数多くの琴の楽曲を手掛けた宮城道雄氏作曲による『さらし風手事』。間に、ディズニー映画「シンデレラ」の挿入曲『ビビデバビデブー』や、サイモン&ガーファンクルによってカバーされてヒットしたアンデスのフォークロア『コンドルは飛んでいく』、そして最もポピュラーな日本の童謡といえる『赤とんぼ』など、調子(スケール)を変えながら届けた。
琴は、絃を支える柱を移動させることによってスケールを変えるのが特徴。調律の合間に、メンバーから琴の楽器としてしての特徴などの分かりやすい解説も加えられ、学びも多い機会となった。アメリカ在住が長い日本出身の女性は、「涙があふれるほど感激した」「懐かしい日本の曲をここで、しかも素晴らしい琴の演奏で聴くことが出来てとても幸せ」と感想を漏らしていた。これからも心の琴線に響く音色を届け続けて欲しい。
11月10日、アナーバーのダウンタウンにある図書館(Ann Arbor Downtown Library)にて邦楽グループMiyabi(雅)が琴を中心としたアンサンブルの演奏を行い、大勢の観客が美しい音色にあふれる午後のひと時を過ごした。
Miyabiは1997年に結成され、以来、大学や博物館、教会、学校に赴き、生の邦楽演奏を披露してきた。日本コミュニティーのイベントでもたびたび演奏し、日本文化紹介に貢献している。琴の楽曲や日本伝来の曲に加えて、演奏対象や場に応じて、西洋のクラシック音楽や日本のアニメ主題曲を組み入れるなど、選曲に工夫を凝らしている。多くの人が琴の魅力に触れ、ファンが増えている。
今回のアナーバー図書館での演奏は同図書館が企画しているプログラムの一環として招かれたもので、“MIYABI: JAPANESE TRADITIONAL MUSIC”と題して行われた。
大光晴美さん、相川恵津子さん、浅野裕子さんの3人が琴を演奏し、美しい音色と見事な弦捌きを披露した。加藤乃扶子さんのピアノ、藤原さと子さんのフルートも加わり、幅広い音楽の表情を届けた。曲は7曲。今回も古典や近代、和洋のジャンルから、広いバラエティーのプログラム。オープニングと最後に、古典箏曲を代表する『六段の調べ』と、数多くの琴の楽曲を手掛けた宮城道雄氏作曲による『さらし風手事』。間に、ディズニー映画「シンデレラ」の挿入曲『ビビデバビデブー』や、サイモン&ガーファンクルによってカバーされてヒットしたアンデスのフォークロア『コンドルは飛んでいく』、そして最もポピュラーな日本の童謡といえる『赤とんぼ』など、調子(スケール)を変えながら届けた。
琴は、絃を支える柱を移動させることによってスケールを変えるのが特徴。調律の合間に、メンバーから琴の楽器としてしての特徴などの分かりやすい解説も加えられ、学びも多い機会となった。アメリカ在住が長い日本出身の女性は、「涙があふれるほど感激した」「懐かしい日本の曲をここで、しかも素晴らしい琴の演奏で聴くことが出来てとても幸せ」と感想を漏らしていた。これからも心の琴線に響く音色を届け続けて欲しい。
今年も演奏の予定ありますか? 是非行きたいと思います.
ユーモレスクがまた聞きたいので.
masdenawa@gmail.com