<!--:en-->Maple Route ~ From Michigan To Canada<!--:--><!--:ja-->メープル街道 紅葉の旅 ~ミシガンから車や汽車で<!--:--> 7

 日本からのツアーも組まれている人気のルート

  ナイアガラからトロント、キングストン、オタワ、そしてセントローレンス川をさかのぼりモントリオール、ケベックシティへ。この、カナダのオンタリオ州からケベック州にかけて続くラインはメープル街道と称され、紅葉の季節は特に景観が美しく、観光スポットとして人気が高い。ドイルのロマンティック街道同様、日本人がつけた呼び名と言われ、現地ではヘリテージハイウェイ(歴史遺産の道)と呼ばれており、フランスとイギリスによる入植と開拓の足跡が残されたルートで、歴史散策として楽しむこともできる。特定の道路を指定しているものではない。

 冬の雪景色やスノースポーツ、初夏の新緑、真夏の避暑、と、四季折々の魅力があるが、今回は秋に向けて、紅葉で名高い所と合わせて訪れたい見所の多い観光地を紹介したい。観光ブック等には、紅葉は9月下旬から10月上旬がベストシーズンと記されているが、観光案内所の職員の話では、近年は時期が遅いということだ。

オタワ

 オタワはフランス語圏とイギリス語圏の栄えに位置し、1857年にイギリスのビクトリア女王がカナダの首都と定めた都市。世界有数の美しい首都圏と言われている。代表観光スポットは何と言っても国会議事堂、そして、その一帯‘パーラメントヒル’と呼ばれる周辺。世界遺産に登録されているリドー運河の基点もそのすぐ横にある。丘の上から一望するオタワ川や対岸の広々とした景色はどの季節も美しいが、紅葉の時期はまさに絶景。国会議事堂内のガイドツアーは整理チケットを発行している時期もあるので、ぜひとも見学したい人は充分時間をとって予定を組むことをお薦めする。ネオゴシック様式の建物の外観だけでも見応えがある。

 リドー運河の東の一画にあるバイワードマーケット(Byward Market)は、野外と場内に花や野菜、工芸品、雑貨など様々な店が並び、人気の観光スポットにもなっている。日本語の掲示をつけている店も少なくなく、日本人ツアー客が多く訪れることが窺われる。逆に言えば、日本人好みの場所だと言えそうだ。秋の収穫期には果物やパンプキンが彩り豊かに並び、目にも楽しい。

 ミシガンとオンタリオの国境から車で10時間ほど。早朝に発てば、夕方には着ける距離だ。オタワの観光要所は集中していて市内バス路線が充実しているので、運転から解放されたい人やチャレンジ好きな人はトロント/オタワ間をバス(グレイハウンド)や鉄道(VIA)で移動するのも一案。オタワ郊外の紅葉も定評がある。

ロレンシャン高原/モン・トレンブラント

  日本やアジアからの紅葉ツアーのハイライトになっているのがこの一帯。観光の中心地となっているモン・トレンブラントはスキーリゾートとしても有名で、ゴンドラで一気に上ることができる山の上からの大パノラマは雄大。ゲレンデの裾に並ぶロッジやお店はヨーロピアン・スキーリゾートを模して作ってあり、この雰囲気も観光客を惹き付けている要因。とはいえ、モン・トレンブラント自体は高い山ではなく、遥かかなたまで見渡せるほど、周囲にも高い山はなく、どちらかと言えば平たい地形。広々としたスケールや周辺の豊かな自然を楽しむ場所と認識していくのが正解と言えそうだ。スキーゲレンデを利用したゴーカート下りのアクティビティーは大人にも人気。旧市街や湖など散策場所が多く、オタワからの道のりも紅葉が美しい。ちなみに、昨年の紅葉は9月末に山頂付近が色づき10月10日前後に麓でピークを迎えた。

 モン・トレンブラントへは、モントリオールからの日帰りバスツアーもある。ドライブして行く場合は、ここケベック州の公用語はフランス語で、道路標識もフランス語なのでご留意を。経験上、モントリオール市内やモン・トレンブラントの観光施設やレストランでは大方英語が通じるようだ。

キングストン/サウザンドアイランズ

   オンタリオ湖から流れ出すセントローレンス川の始点に位置し、古くから軍事、水上交通の要所として栄えてきた。最初の首都が置かれた土地で、別名ライムストーン・シティと呼ばれ、市の中心地区には乳白色や薄いグレーの石灰石の風格のある建物が並ぶ。秋には色づいた木々が街並みに鮮やかなアクセントを加える。ドーム型の屋根が特徴の市庁舎は、かつて連合カナダの国会議事堂として建てられたものだけあり威風堂々としていて気品も感じられる。

 キングストンからセントローレンス川を下った流域一帯には1000以上の大小の島々が点在する「サウザンド・アイランズ」国立公園がある。川岸や島の木々の色が水面に反射するので紅葉が格別美しく目に映る。これらの島々を巡るクルーズは観光アトラクションとして人気が高い。川沿いのドライブウェーからでもそれなりに堪能できる。小島に建てられた家も一興。日本からのツアーではキングストンが組み込まれることは少なく、立ち寄っても長いはしない所だが、のんびり滞在して歴史や自然に親しみたい一帯だ。

☆ ☆ ☆

 日程に余裕のある方は、北米唯一の城塞都市でありユネスコ世界遺産に登録され、フランス文化の影響が色濃く残るケベックシティーまで足を伸ばすのも一案。追記しておくと、今回紹介した3箇所は、地理条件が異なるため、紅葉時期もずれることをご承知ください。

参照: オンタリオ州観光局公式サイト(日本語)www.ontariotravel.jp
ウィキペディアjapan~「メープル街道」

 

 日本からのツアーも組まれている人気のルート

  ナイアガラからトロント、キングストン、オタワ、そしてセントローレンス川をさかのぼりモントリオール、ケベックシティへ。この、カナダのオンタリオ州からケベック州にかけて続くラインはメープル街道と称され、紅葉の季節は特に景観が美しく、観光スポットとして人気が高い。ドイルのロマンティック街道同様、日本人がつけた呼び名と言われ、現地ではヘリテージハイウェイ(歴史遺産の道)と呼ばれており、フランスとイギリスによる入植と開拓の足跡が残されたルートで、歴史散策として楽しむこともできる。特定の道路を指定しているものではない。

 冬の雪景色やスノースポーツ、初夏の新緑、真夏の避暑、と、四季折々の魅力があるが、今回は秋に向けて、紅葉で名高い所と合わせて訪れたい見所の多い観光地を紹介したい。観光ブック等には、紅葉は9月下旬から10月上旬がベストシーズンと記されているが、観光案内所の職員の話では、近年は時期が遅いということだ。

オタワ

 オタワはフランス語圏とイギリス語圏の栄えに位置し、1857年にイギリスのビクトリア女王がカナダの首都と定めた都市。世界有数の美しい首都圏と言われている。代表観光スポットは何と言っても国会議事堂、そして、その一帯‘パーラメントヒル’と呼ばれる周辺。世界遺産に登録されているリドー運河の基点もそのすぐ横にある。丘の上から一望するオタワ川や対岸の広々とした景色はどの季節も美しいが、紅葉の時期はまさに絶景。国会議事堂内のガイドツアーは整理チケットを発行している時期もあるので、ぜひとも見学したい人は充分時間をとって予定を組むことをお薦めする。ネオゴシック様式の建物の外観だけでも見応えがある。

 リドー運河の東の一画にあるバイワードマーケット(Byward Market)は、野外と場内に花や野菜、工芸品、雑貨など様々な店が並び、人気の観光スポットにもなっている。日本語の掲示をつけている店も少なくなく、日本人ツアー客が多く訪れることが窺われる。逆に言えば、日本人好みの場所だと言えそうだ。秋の収穫期には果物やパンプキンが彩り豊かに並び、目にも楽しい。

 ミシガンとオンタリオの国境から車で10時間ほど。早朝に発てば、夕方には着ける距離だ。オタワの観光要所は集中していて市内バス路線が充実しているので、運転から解放されたい人やチャレンジ好きな人はトロント/オタワ間をバス(グレイハウンド)や鉄道(VIA)で移動するのも一案。オタワ郊外の紅葉も定評がある。

ロレンシャン高原/モン・トレンブラント

  日本やアジアからの紅葉ツアーのハイライトになっているのがこの一帯。観光の中心地となっているモン・トレンブラントはスキーリゾートとしても有名で、ゴンドラで一気に上ることができる山の上からの大パノラマは雄大。ゲレンデの裾に並ぶロッジやお店はヨーロピアン・スキーリゾートを模して作ってあり、この雰囲気も観光客を惹き付けている要因。とはいえ、モン・トレンブラント自体は高い山ではなく、遥かかなたまで見渡せるほど、周囲にも高い山はなく、どちらかと言えば平たい地形。広々としたスケールや周辺の豊かな自然を楽しむ場所と認識していくのが正解と言えそうだ。スキーゲレンデを利用したゴーカート下りのアクティビティーは大人にも人気。旧市街や湖など散策場所が多く、オタワからの道のりも紅葉が美しい。ちなみに、昨年の紅葉は9月末に山頂付近が色づき10月10日前後に麓でピークを迎えた。

 モン・トレンブラントへは、モントリオールからの日帰りバスツアーもある。ドライブして行く場合は、ここケベック州の公用語はフランス語で、道路標識もフランス語なのでご留意を。経験上、モントリオール市内やモン・トレンブラントの観光施設やレストランでは大方英語が通じるようだ。

キングストン/サウザンドアイランズ

   オンタリオ湖から流れ出すセントローレンス川の始点に位置し、古くから軍事、水上交通の要所として栄えてきた。最初の首都が置かれた土地で、別名ライムストーン・シティと呼ばれ、市の中心地区には乳白色や薄いグレーの石灰石の風格のある建物が並ぶ。秋には色づいた木々が街並みに鮮やかなアクセントを加える。ドーム型の屋根が特徴の市庁舎は、かつて連合カナダの国会議事堂として建てられたものだけあり威風堂々としていて気品も感じられる。

 キングストンからセントローレンス川を下った流域一帯には1000以上の大小の島々が点在する「サウザンド・アイランズ」国立公園がある。川岸や島の木々の色が水面に反射するので紅葉が格別美しく目に映る。これらの島々を巡るクルーズは観光アトラクションとして人気が高い。川沿いのドライブウェーからでもそれなりに堪能できる。小島に建てられた家も一興。日本からのツアーではキングストンが組み込まれることは少なく、立ち寄っても長いはしない所だが、のんびり滞在して歴史や自然に親しみたい一帯だ。

☆ ☆ ☆

 日程に余裕のある方は、北米唯一の城塞都市でありユネスコ世界遺産に登録され、フランス文化の影響が色濃く残るケベックシティーまで足を伸ばすのも一案。追記しておくと、今回紹介した3箇所は、地理条件が異なるため、紅葉時期もずれることをご承知ください。

参照: オンタリオ州観光局公式サイト(日本語)www.ontariotravel.jp
ウィキペディアjapan~「メープル街道」

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