
6月10日(日)、JBSD(デトロイト日本商工会)スポーツ部会主催によるマラソン大会がケンシントン・メトロパークで開催された。この日は朝から見事な快晴。午前中は爽やかな風も流れて日陰は快適だったが、日差しは強烈。距離の短い種目から始まった大会は、開始時点は華氏で70度前後だったが、ぐんぐん温度が上がり、午後には90度前後に達する夏日となった。マラソン競技には昨年の240名を40名以上も上回る281名が登録。応援やスタッフも含めると560人以上が参加した。各種ゲームも盛り上がり、賑やかな大会となった。
開会式ではスポーツ部会長の三品氏より、「恵まれすぎ・・・」との天候に関するコメントに続いて、関係者への謝辞とランナー達に向けた激励の言葉が伝えられた。
16回目となった大会は、滞りなく準備が整えられ、マラソンのコースやルール、ゲームの種類などは昨年同様に行なわれたが、気温が高くなるとの予報に対処して湖畔一周(8マイル)コース途中の給水所を昨年より増やした。第1回目からほぼ毎年参加している青年は「参加者のことを考えて工夫や改善を重ねてくれていることが分かる。ありがたい」と話していた。
担当幹事会社による90名強のスタッフは会場設置やマラソンとゲームの進行はもとより、お弁当や景品・賞品の手配も担った。当日は6時半から活動開始。開催場所へ導くサインの設置、車の誘導等、参加者がスムーズに到着できるように配慮。マラソンコースはメトロパークのトレイルで車道と交差する地点が何ヵ所もあるが、随所にスタッフを配置して安全確保。各種目の最後尾には自転車で伴走者が付きトラブルに備えるなど万全の配慮を講じた。今回も故障者が出たが、即、車で迎えを出し、待機していた医師の診察を受けさせ大事に至らず済んだ。
9:20、眩しい太陽を浴びてマラソン競技が開始。小学生たちはスタートの合図に短距離走かのような勢いで走りだす子が多く、応援者に子供パワーを見せつけた。一周8マイル以外は、いずれもコースを折り返してくる設定で、ゴール地点(=スタート地点)から数百メートルほど遠くのランナーの姿が見通せる。先頭ランナーが豆粒ほどに見え始めると大きなどよめきが上がり、ゴール間際のラストスパートや競り合いにギャラリーが沸き立った。各ランナーに温かい声援と拍手が送られ、始終穏やかな雰囲気に沸き立っていた。
湖畔一周8マイル部門のスタート場所には見るからに走り慣れた様子の走者が集合。ウォーミングアップやストレッチにも余念が無かった。気温が上昇し、厳しさが増す中でのレースになった。
畔一周で見事一着にゴールインした武井慎太郎さんは「去年は2位。優勝できて良かった」と喜びを伝えつつ、「今年は1位になれたけれど、タイムは去年より下。今年は本当に暑かった」とコンディションの厳しさを語った。
午前と午後の2部に分けて行なわれたゲーム大会では、炎天下にも関わらず大勢の子供が飛び回って楽しんでいた。結果が優れなくとも景品がもらえ、好成績を出せばそのポイントを貯めて大きな景品を得ることが出来、子供たちは即席の野外ゲームセンターを楽しんでいた。景品には遊び道具も多く、広々とした芝の上でさっそく家族や友達と遊ぶ風景も見られた。
表彰式では、入賞者に賞状とメダル、副賞が手渡され、会場は健闘を称える拍手に包まれた。スポーツ部会の関口氏より幹事会社名が告げられ(*文末に記載)、慰労の言葉と、「来年も頑張って催せるようにしたい」との抱負が伝えられた。
イベントのフィナーレは恒例のサイコロゲーム。出るサイコロの目を予想して、当たった人が勝ち残っていくという運(と少々の統計分析力?) が勝負のゲームだ。賞品は商品券やGreenfield Village入場券、野球(タイガース戦)観戦チケットなど。炎天下の暑さを物ともせず子供から大人まで、大いに盛り上がった。
恒例の大イベントとして根を下ろしている本大会は交流の機会にもなっている。マラソンでの互いの健闘やゲームでの幸運を祝福しつつ家路へ辿る人々の姿があった。
《2012年 マラソン大会入賞者》(敬称略)
1マイル男子(小学3年生以下) 1位 町田光翼 小3 7分14秒 2マイル男子(小学4~6年生) 1位 加藤龍貴 小6 13分15秒 3マイル男子(中学生) 1位 前田裕介 中2 21分18秒 3マイル男子(一般) 1位 桃井陸 17分59秒 湖畔一周(8マイル)男子 1位 武井慎太郎 53分57秒 |
1マイル女子(小学3年生以下) 1位 塩川萌加 小3 7分59秒 2マイル女子(小学4~6年生) 1位 高橋ももこ 小4 16分28秒 3マイル女子(中学生) 1位 徳山恵万 中3 23分30秒 3マイル女子(一般) 1位 五味沢珠美 22分40秒 湖畔一周(8マイル)女子 1位 プリンス亜希子 66分02秒 |
6月10日(日)、JBSD(デトロイト日本商工会)スポーツ部会主催によるマラソン大会がケンシントン・メトロパークで開催された。この日は朝から見事な快晴。午前中は爽やかな風も流れて日陰は快適だったが、日差しは強烈。距離の短い種目から始まった大会は、開始時点は華氏で70度前後だったが、ぐんぐん温度が上がり、午後には90度前後に達する夏日となった。マラソン競技には昨年の240名を40名以上も上回る281名が登録。応援やスタッフも含めると560人以上が参加した。各種ゲームも盛り上がり、賑やかな大会となった。
開会式ではスポーツ部会長の三品氏より、「恵まれすぎ・・・」との天候に関するコメントに続いて、関係者への謝辞とランナー達に向けた激励の言葉が伝えられた。
16回目となった大会は、滞りなく準備が整えられ、マラソンのコースやルール、ゲームの種類などは昨年同様に行なわれたが、気温が高くなるとの予報に対処して湖畔一周(8マイル)コース途中の給水所を昨年より増やした。第1回目からほぼ毎年参加している青年は「参加者のことを考えて工夫や改善を重ねてくれていることが分かる。ありがたい」と話していた。
担当幹事会社による90名強のスタッフは会場設置やマラソンとゲームの進行はもとより、お弁当や景品・賞品の手配も担った。当日は6時半から活動開始。開催場所へ導くサインの設置、車の誘導等、参加者がスムーズに到着できるように配慮。マラソンコースはメトロパークのトレイルで車道と交差する地点が何ヵ所もあるが、随所にスタッフを配置して安全確保。各種目の最後尾には自転車で伴走者が付きトラブルに備えるなど万全の配慮を講じた。今回も故障者が出たが、即、車で迎えを出し、待機していた医師の診察を受けさせ大事に至らず済んだ。
9:20、眩しい太陽を浴びてマラソン競技が開始。小学生たちはスタートの合図に短距離走かのような勢いで走りだす子が多く、応援者に子供パワーを見せつけた。一周8マイル以外は、いずれもコースを折り返してくる設定で、ゴール地点(=スタート地点)から数百メートルほど遠くのランナーの姿が見通せる。先頭ランナーが豆粒ほどに見え始めると大きなどよめきが上がり、ゴール間際のラストスパートや競り合いにギャラリーが沸き立った。各ランナーに温かい声援と拍手が送られ、始終穏やかな雰囲気に沸き立っていた。
湖畔一周8マイル部門のスタート場所には見るからに走り慣れた様子の走者が集合。ウォーミングアップやストレッチにも余念が無かった。気温が上昇し、厳しさが増す中でのレースになった。
畔一周で見事一着にゴールインした武井慎太郎さんは「去年は2位。優勝できて良かった」と喜びを伝えつつ、「今年は1位になれたけれど、タイムは去年より下。今年は本当に暑かった」とコンディションの厳しさを語った。
午前と午後の2部に分けて行なわれたゲーム大会では、炎天下にも関わらず大勢の子供が飛び回って楽しんでいた。結果が優れなくとも景品がもらえ、好成績を出せばそのポイントを貯めて大きな景品を得ることが出来、子供たちは即席の野外ゲームセンターを楽しんでいた。景品には遊び道具も多く、広々とした芝の上でさっそく家族や友達と遊ぶ風景も見られた。
表彰式では、入賞者に賞状とメダル、副賞が手渡され、会場は健闘を称える拍手に包まれた。スポーツ部会の関口氏より幹事会社名が告げられ(*文末に記載)、慰労の言葉と、「来年も頑張って催せるようにしたい」との抱負が伝えられた。
イベントのフィナーレは恒例のサイコロゲーム。出るサイコロの目を予想して、当たった人が勝ち残っていくという運(と少々の統計分析力?) が勝負のゲームだ。賞品は商品券やGreenfield Village入場券、野球(タイガース戦)観戦チケットなど。炎天下の暑さを物ともせず子供から大人まで、大いに盛り上がった。
恒例の大イベントとして根を下ろしている本大会は交流の機会にもなっている。マラソンでの互いの健闘やゲームでの幸運を祝福しつつ家路へ辿る人々の姿があった。
《2012年 マラソン大会入賞者》(敬称略)
1マイル男子(小学3年生以下) 1位 町田光翼 小3 7分14秒 2マイル男子(小学4~6年生) 1位 加藤龍貴 小6 13分15秒 3マイル男子(中学生) 1位 前田裕介 中2 21分18秒 3マイル男子(一般) 1位 桃井陸 17分59秒 湖畔一周(8マイル)男子 1位 武井慎太郎 53分57秒 |
1マイル女子(小学3年生以下) 1位 塩川萌加 小3 7分59秒 2マイル女子(小学4~6年生) 1位 高橋ももこ 小4 16分28秒 3マイル女子(中学生) 1位 徳山恵万 中3 23分30秒 3マイル女子(一般) 1位 五味沢珠美 22分40秒 湖畔一周(8マイル)女子 1位 プリンス亜希子 66分02秒 |