<!--:en-->Miyuki Mori Concert with Dream Singers 2012<!--:--><!--:ja-->Miyuki Mori Concert with Dream Singers 2012<!--:--> 10

 6月3日(土)、ファーミントンヒルズ市の教会で、NHK番組『おかあさんといっしょ』の第15代‘歌のお姉さん’としてデビューし、音楽活動を続けている森みゆきさんによるコンサートが行なわれた。みゆきさんは1999年よりミシガン州に在住。日本とアメリカで、音楽活動のほか、その豊かな経験や見聞をもとに、講演や執筆など、幅広く活躍をしている。2007年に「日本の歌を通して美しい日本語や日本文化を習得し、チームワークの貴さ学べるように」という願いのもと、当地でユースを対象としたミュージックパフォーマンスグループ‘Dream Singers(以下D.S.)’を発足した。D.S.は年毎にメンバーを募集し、オーディションを行なって結成される。年に一度、みゆきさんと共に催すMiyuki Mori Concert with Dream Singers コンサートをゴールに設定して活動。歌唱レッスンの域に留まらず、パフォーマンスとしての意識なども学びつつ修練を積んでいる。今年のメンバーは5期生にあたる。5年継続しているメンバーもいて、昨年にも増して素敵な笑顔とはつらつさが輝くパフォーマンスを創りあげていた。

    今回のコンサートは「Sound of People」をテーマに、みゆきさんのソロ、D.S.のコーラス、そして、伴奏を務めたプロのキーボードプレーヤー徳家敦氏のピアノソロも組まれた。

 プログラムは、アメリカ合衆国の国歌「The Star-Spangled Banner(星条旗)」と日本の「君が代」で幕開け。「君が代」はトーンチャイムによる演奏という新鮮な趣向で、可憐な響きを届けた。

 続いてD.S.のメンバーが日本語と英語で、D.S.について紹介。皆で歌いたい曲を選び、歌と踊りの練習を重ねてきたことなどを伝えた。

 「春の小川」など季節に合った歌に続いて、「あすという日が」という、昨年の大震災の際に復興を祈願するために仙台市の高校生たちが演奏して注目され、以来頻繁に耳にするようになった曲を披露した。小中学生を主としているD.S.メンバーの‘歌いたい曲’が、新旧織り交ぜた、大人にとっても心に沁みる曲であることが嬉しい。

 みゆきさんのソロやD.S.メンバーとのユニットで、世代を超えて親しまれているテレビアニメやミュージカルの挿入歌などの演奏が続いた。巧みな温かいトークで観客を巻き込む、ライブならではの演出は、みゆきさんのコンサートの特色だが、今回は「ドレミのうた」の即席替え歌づくりにチャレンジ。「ミ」はミシガン、「ファ」はファーミントンなど、ローカル色溢れるオリジナル歌詞が出来上がった。また、「踊るポンポコリン」では、一人のパパさんが舞台に引っぱりだされた。照れながらもしっかりと踊る姿に会場から温かい拍手が沸いた。会場に一体感が生まれたところで、昨年日本で大ブレイクした「マルマルモリモリ」を全員で振りを付けて合唱。元気あふれる明るいパワーが会場に満ちあふれた。みゆきさんの技と魅力が成せる雰囲気作りだ。

 一変して、徳家敦氏によるピアノソロでは、始まった途端、会場に静寂が生まれた。徳家氏の創りだす音の世界が観客を魅了し、幼い観客も引き込まれたかのように静かに耳を傾けていた。質の高い生の演奏を経験する機会となった。

 ピアノソロの後は、半世紀近く前にヒットし今なお親しまれている「People」、母の笑顔は私にとっての道標だと謡っている「道標」、そして、みゆきさんが母親になった感動を詩にした「お母さんっていいね」など、人や親子の絆をテーマにした歌が続いた。

 終盤、D.S.のメンバー4人が震災の後に友達を心配したことや、日常や友情の大切さを知ったこと等を語った後、初期からのD.S.メンバーの一人であるみづきさんがソロで「いのちのうた」を堂々と熱唱。2008年に放映されたNHK連続ドラマの劇中歌として発表され、何気ない一日を過ごせる掛けがえのなさを伝えるこの曲は、昨年の大震災後、多くの場面で耳にするようになった。

 そして、みゆきさん作詞作曲による曲で“明るい未来を掴む為に頑張って自分の人生を好きになろう”という力強いメッセージが籠められている「LOVE YOUR LIFE」、さらに「上を向いて歩こう」の合唱が届けられ、コンサートは最高潮に達した。プログラム最後の「You raise me up」も強く生きていく気持を後押しする歌詞で、それをオリジナルの英語とみゆきさん自身が日本語に意訳した歌詞で表現した。多くの人に力を与えたに違いないみゆきさんのソロによる明るくのびやかな歌声が礼拝堂に響きわたった。

好きなことに打ち込む子ども達のパワーと笑顔は大人たちに希望と幸せを与えてくれた。そして今回は様々なメッセージ ――― 特に、震災後、改めてその貴さが認識されている日々の生活、人の絆についてのメッセージが豊かな歌唱とともに届けられたコンサートだった。

森みゆきさんからのメッセージ

 皆様、暑中お見舞い申し上げます。

 私は、歴史上経験のない記録的な大雨と猛暑に見舞われた九州にて梅雨と夏を過ごしております。

 日本の自然災害を身近に体験することで、ミシガンの自然豊かな環境をありがたいと改めて感じているところです。

 先日、コンサートの余韻を抱きながら佐賀少年少女合唱団を訪門し、一緒に「LOVE YOUR LIFE」を歌いました。2~3年後にはぜひD.S.との交換留学が実現するように頑張りましょうと語り合いました。

 D.S.の活動も子供たち同士の影響力による成長は目覚しいものがあります。日々の努力が目標達成に不可欠であること、仲間と共に高いハードルを越え、乗り越えた喜びと感動を共有する楽しさも実感しながら学んでいます。彼らが将来の夢を見つけた時にやる気と勇気を持てるように、私はこの活動を通して背中を押していきたいと思います。

森みゆき

 6月3日(土)、ファーミントンヒルズ市の教会で、NHK番組『おかあさんといっしょ』の第15代‘歌のお姉さん’としてデビューし、音楽活動を続けている森みゆきさんによるコンサートが行なわれた。みゆきさんは1999年よりミシガン州に在住。日本とアメリカで、音楽活動のほか、その豊かな経験や見聞をもとに、講演や執筆など、幅広く活躍をしている。2007年に「日本の歌を通して美しい日本語や日本文化を習得し、チームワークの貴さ学べるように」という願いのもと、当地でユースを対象としたミュージックパフォーマンスグループ‘Dream Singers(以下D.S.)’を発足した。D.S.は年毎にメンバーを募集し、オーディションを行なって結成される。年に一度、みゆきさんと共に催すMiyuki Mori Concert with Dream Singers コンサートをゴールに設定して活動。歌唱レッスンの域に留まらず、パフォーマンスとしての意識なども学びつつ修練を積んでいる。今年のメンバーは5期生にあたる。5年継続しているメンバーもいて、昨年にも増して素敵な笑顔とはつらつさが輝くパフォーマンスを創りあげていた。

    今回のコンサートは「Sound of People」をテーマに、みゆきさんのソロ、D.S.のコーラス、そして、伴奏を務めたプロのキーボードプレーヤー徳家敦氏のピアノソロも組まれた。

 プログラムは、アメリカ合衆国の国歌「The Star-Spangled Banner(星条旗)」と日本の「君が代」で幕開け。「君が代」はトーンチャイムによる演奏という新鮮な趣向で、可憐な響きを届けた。

 続いてD.S.のメンバーが日本語と英語で、D.S.について紹介。皆で歌いたい曲を選び、歌と踊りの練習を重ねてきたことなどを伝えた。

 「春の小川」など季節に合った歌に続いて、「あすという日が」という、昨年の大震災の際に復興を祈願するために仙台市の高校生たちが演奏して注目され、以来頻繁に耳にするようになった曲を披露した。小中学生を主としているD.S.メンバーの‘歌いたい曲’が、新旧織り交ぜた、大人にとっても心に沁みる曲であることが嬉しい。

 みゆきさんのソロやD.S.メンバーとのユニットで、世代を超えて親しまれているテレビアニメやミュージカルの挿入歌などの演奏が続いた。巧みな温かいトークで観客を巻き込む、ライブならではの演出は、みゆきさんのコンサートの特色だが、今回は「ドレミのうた」の即席替え歌づくりにチャレンジ。「ミ」はミシガン、「ファ」はファーミントンなど、ローカル色溢れるオリジナル歌詞が出来上がった。また、「踊るポンポコリン」では、一人のパパさんが舞台に引っぱりだされた。照れながらもしっかりと踊る姿に会場から温かい拍手が沸いた。会場に一体感が生まれたところで、昨年日本で大ブレイクした「マルマルモリモリ」を全員で振りを付けて合唱。元気あふれる明るいパワーが会場に満ちあふれた。みゆきさんの技と魅力が成せる雰囲気作りだ。

 一変して、徳家敦氏によるピアノソロでは、始まった途端、会場に静寂が生まれた。徳家氏の創りだす音の世界が観客を魅了し、幼い観客も引き込まれたかのように静かに耳を傾けていた。質の高い生の演奏を経験する機会となった。

 ピアノソロの後は、半世紀近く前にヒットし今なお親しまれている「People」、母の笑顔は私にとっての道標だと謡っている「道標」、そして、みゆきさんが母親になった感動を詩にした「お母さんっていいね」など、人や親子の絆をテーマにした歌が続いた。

 終盤、D.S.のメンバー4人が震災の後に友達を心配したことや、日常や友情の大切さを知ったこと等を語った後、初期からのD.S.メンバーの一人であるみづきさんがソロで「いのちのうた」を堂々と熱唱。2008年に放映されたNHK連続ドラマの劇中歌として発表され、何気ない一日を過ごせる掛けがえのなさを伝えるこの曲は、昨年の大震災後、多くの場面で耳にするようになった。

 そして、みゆきさん作詞作曲による曲で“明るい未来を掴む為に頑張って自分の人生を好きになろう”という力強いメッセージが籠められている「LOVE YOUR LIFE」、さらに「上を向いて歩こう」の合唱が届けられ、コンサートは最高潮に達した。プログラム最後の「You raise me up」も強く生きていく気持を後押しする歌詞で、それをオリジナルの英語とみゆきさん自身が日本語に意訳した歌詞で表現した。多くの人に力を与えたに違いないみゆきさんのソロによる明るくのびやかな歌声が礼拝堂に響きわたった。

好きなことに打ち込む子ども達のパワーと笑顔は大人たちに希望と幸せを与えてくれた。そして今回は様々なメッセージ ――― 特に、震災後、改めてその貴さが認識されている日々の生活、人の絆についてのメッセージが豊かな歌唱とともに届けられたコンサートだった。

森みゆきさんからのメッセージ

 皆様、暑中お見舞い申し上げます。

 私は、歴史上経験のない記録的な大雨と猛暑に見舞われた九州にて梅雨と夏を過ごしております。

 日本の自然災害を身近に体験することで、ミシガンの自然豊かな環境をありがたいと改めて感じているところです。

 先日、コンサートの余韻を抱きながら佐賀少年少女合唱団を訪門し、一緒に「LOVE YOUR LIFE」を歌いました。2~3年後にはぜひD.S.との交換留学が実現するように頑張りましょうと語り合いました。

 D.S.の活動も子供たち同士の影響力による成長は目覚しいものがあります。日々の努力が目標達成に不可欠であること、仲間と共に高いハードルを越え、乗り越えた喜びと感動を共有する楽しさも実感しながら学んでいます。彼らが将来の夢を見つけた時にやる気と勇気を持てるように、私はこの活動を通して背中を押していきたいと思います。

森みゆき

返事を書く

コメントを記入してください
お名前を記入してください