
4月、日本では新年度スタート。
デトロイトりんご会補習授業校でも4月7日(土)に新年度が始まった。同校は昨年7月に校舎移転をしたため、移転先のノバイメドウズ校での初の入園・入学式となった。
昨年8月26日に行なわれた開校記念式典で、りんご会からノバイ市に寄贈した桜の苗木2本は、この3月の記録的な暖かさの中で既に早々と花を咲かせ満開の時期は越えていたが、明るい日差しの中、若葉とともに子ども達を迎えていた。
始業式では君島憲治学校長の話の後、代表児童生徒による前向きな決意表明の発表もあり、子ども達は新たな決意と目標を胸に新学年のスタートを切った。
入学生は、小学部1年生84名、中学部1年生40名、高等部1年生10名。今年、同校の幼稚園部にはこれまで年長のみであったものに年中クラスを増開設し、年中54名、年長62名の入園者を迎えた。
小学部の入学式には、来賓として在デトロイト総領事館より竹内首席領事、吉村副領事、JBSD(デトロイト日本商工会)より植田事務局長、JSDウィメンズクラブより中浜会長、そして、りんご会理事会を代表して甘利理事長、補習授業校の運営委員長、父母会の執行部長が参列した。
君島憲治学校長は小学部入学式の挨拶の中、祝福の言葉に続けて、児童に「毎週土曜日お友達と一緒に教科書を使って日本語の勉強をします」と伝え、元気に通い続けるよう語りかけた。保護者向けには、両方で学ぶ絶好の機会に恵まれたととらえて欲しいと話し、協力を求める言葉を述べた。
竹内首席領事は、関係者・保護者にお礼の言葉を伝えた後、今年はアメリカに3千本の桜が贈られた100周年であることに触れ、日本との繋がりが人々を和ませてきたこと、また、100周年を記念してノバイ市に桜が植樹されることなど、平成24年に当地で入学を迎えた児童と保護者にとって記念となる話を届けた。保護者に向けて総領事館の支援と協力を約束し、「一緒に見守っていきましょう」と結んだ。
午後に行なわれた入園式では、新設された年中の愛らしい園児たちの入場が始まると参列者の頬が緩んだ。温かい雰囲気の中、来賓の方や関係者より晴れの門出を祝う言葉が贈られた。小さな入園児たちは参観席を埋めた大勢の保護者たちに緊張の面持ちを見せ、大人用の椅子に心許なげに座りつつ、静かに話を聞いていた。
保護者の方に支えられている学校であるとことを小学部の入学式でも述べた甘利理事長は、特に幼稚園はクラスペアレント(学級補助の当番)など負担が多いことに言及し、「何をやっているか参加できる機会」「子どもと一緒に楽しんで欲しい」と願いを伝えた。
各教室では新しいクラスメートと共に、新しい教科書で授業を開始した児童生徒達のはつらつとした声が響いていた。
4月、日本では新年度スタート。
デトロイトりんご会補習授業校でも4月7日(土)に新年度が始まった。同校は昨年7月に校舎移転をしたため、移転先のノバイメドウズ校での初の入園・入学式となった。
昨年8月26日に行なわれた開校記念式典で、りんご会からノバイ市に寄贈した桜の苗木2本は、この3月の記録的な暖かさの中で既に早々と花を咲かせ満開の時期は越えていたが、明るい日差しの中、若葉とともに子ども達を迎えていた。
始業式では君島憲治学校長の話の後、代表児童生徒による前向きな決意表明の発表もあり、子ども達は新たな決意と目標を胸に新学年のスタートを切った。
入学生は、小学部1年生84名、中学部1年生40名、高等部1年生10名。今年、同校の幼稚園部にはこれまで年長のみであったものに年中クラスを増開設し、年中54名、年長62名の入園者を迎えた。
小学部の入学式には、来賓として在デトロイト総領事館より竹内首席領事、吉村副領事、JBSD(デトロイト日本商工会)より植田事務局長、JSDウィメンズクラブより中浜会長、そして、りんご会理事会を代表して甘利理事長、補習授業校の運営委員長、父母会の執行部長が参列した。
君島憲治学校長は小学部入学式の挨拶の中、祝福の言葉に続けて、児童に「毎週土曜日お友達と一緒に教科書を使って日本語の勉強をします」と伝え、元気に通い続けるよう語りかけた。保護者向けには、両方で学ぶ絶好の機会に恵まれたととらえて欲しいと話し、協力を求める言葉を述べた。
竹内首席領事は、関係者・保護者にお礼の言葉を伝えた後、今年はアメリカに3千本の桜が贈られた100周年であることに触れ、日本との繋がりが人々を和ませてきたこと、また、100周年を記念してノバイ市に桜が植樹されることなど、平成24年に当地で入学を迎えた児童と保護者にとって記念となる話を届けた。保護者に向けて総領事館の支援と協力を約束し、「一緒に見守っていきましょう」と結んだ。
午後に行なわれた入園式では、新設された年中の愛らしい園児たちの入場が始まると参列者の頬が緩んだ。温かい雰囲気の中、来賓の方や関係者より晴れの門出を祝う言葉が贈られた。小さな入園児たちは参観席を埋めた大勢の保護者たちに緊張の面持ちを見せ、大人用の椅子に心許なげに座りつつ、静かに話を聞いていた。
保護者の方に支えられている学校であるとことを小学部の入学式でも述べた甘利理事長は、特に幼稚園はクラスペアレント(学級補助の当番)など負担が多いことに言及し、「何をやっているか参加できる機会」「子どもと一緒に楽しんで欲しい」と願いを伝えた。
各教室では新しいクラスメートと共に、新しい教科書で授業を開始した児童生徒達のはつらつとした声が響いていた。