
2月14日のバレンタインデーを控えて、スーパーマーケットやドラッグストアーにも山積みで陳列されているチョコレート。古くから愛され、近年はカカオの健康効果が周知されてさらに人気がアップしているそうだ。新製品があまり出ないアメリカでも、急速にバラエティーが広がっている。日本では女性から男性へチョコレートを贈るのが一般的だが、アメリカでは恋人や夫婦の間では男性から女性へプレゼントをするのが定番で、チョコレートとは限らない。一定の宗教に偏ってはいけない公立学校ではクリスマスには贈り物のやり取りはさせないけれど、バレンタインデーにはクラス全員でカード交換をおこなわせる先生も多い。それに小さなチョコや、バレンタインカラーの赤やピンクの包みに入ったお菓子を添えたりする。
アメリカに居る日本人はどちらから贈るのか?・・・人それぞれでしょうが、どちらにしても長く愛されているチョコレートを贈れば愛情が深まるというもの。ちなみに、片思いの男性にチョコを渡して思いを伝える・・・というのは日本流。やはり、思いは言葉と形にしなくては! 「言わなくても分かってるだろう」なんて思っている日本男児の方々、「仲良くしていこうね」と願いを込めて購入してみてはいかがでしょう?
今月はこの時期に人気のあるチョコレートやスイーツの情報をいくつか紹介しよう。
’Opera(オペラ)’ケーキが人気のケーキ屋「Opera Pastry Shop」
古くからヨーロッパで愛されてきた気品のあるチョコレートケーキ「オペラ」は、コーヒー系のスポンジケーキとバタークリームのレイヤーに、チョコレートのグレーズをかけた、シンプルなスタイルの大人っぽいケーキ。ウエストブルームフィールド市にあるケーキ屋「オペラ」のオペラはミニ(ペティ)サイズのケーキがあって、甘さがくどくなく、日本人に人気。同じチョコレート系のムースケーキもミニサイズがあるが、こちらはかなり甘い。
6588 Orchard Lake Road West Bloomfield, MI 48322
Website: www.perapastries.net
Peter’s Palate Pleaserは、ケーキ屋ではなく、凝った惣菜やパンが中心のお店で、スイーツは種類が少なく、味も値段もグルメ級。日によって種類が替わり、1個しかないものもある‘限定さ’に惹きつけられてしまう。チョコレートケーキは驚くほどではないが、ここのカスタード系のスイーツは日本人のファンが多い。普通より太目のエクレアはカスタードの甘さとしっとりした皮がアメリカではめったに出会えない類。
1087 West Long Lake Rd., Bloomfield Hills, MI 48302
Website: www.peterspalatepleaser.com
3年前にリボニア市で開業したカップケーキ店 「Just Baked」。アナーバーやノバイを含め現在9店舗あり、ケーキや他のbaked goodsと一緒に50種類のカップケーキを販売している。近日、更に2店舗の開店を予定している。
最も人気があるのは「グランピー・ケーキ(バニラ・バタークリーム入りのチョコレートケーキ)」や可愛い「チェリー・チップ(バタークリームの上にチェリーが飾ってあるケーキ)」。
Just Baked バレンタイン・デーの特売品
【カップケーキのブーケ】
オリジナル・サイズの10個入り箱詰めカップケーキ。味はバニラとチョコレート限定。フロスティングは伝統的なバタークリームで、特注の飾りつけが可能。最低72時間前の注文が必要。
【チョコレートカバード・ストロベリーカップケーキ】
チョコレート・ガナッシュにディップさせたイチゴチーズクリームチーズ付きのイチゴ味カップケーキ。
Website: www.justbakedshop.com
コーヒーショップStarbucks(スターバックス)のスイーツ
ロリポップ(棒付き飴玉)のごとき形のCa k e P o p (ケーキボップ)は、日本のスターバックスでも人気。やや固めのケーキ生地をチョコレートやバタークリームでコーティング。本家のアメリカでは日本ほど種類が無く、あまり凝っていないのが残念だけれど、生地も外側も色々なフレーバーがある。ホワイトチョコやストロベリー味は見た目が可愛く魅力的だが、かなり甘め。
大型チェーン書店‘Barnes & Noble’にあるカフェはStarbucksと提携しているけれど、メニューが異なっていて、人気チェーン店‘Cheese Cake Factory’ のチーズケーキも扱っている。チョコカップケーキはチョコ風味豊かでしっとりとした生地。「Oreo Stack」は甘さが抑えられたブラウニーとオレオ・クッキーの中身のようなクリームが重なったスイーツで、オレオ好きはきっとファンになるであろう、レポーター一押しの品。
ますます増えそうな市販ダークチョコレートのバラエティーに注目
フルーツピューレ(ゼリー状果実) をダークチョコレートで包んだチョコボールが人気のチョコレートで、マイヤーなどのスーパーマーケットでも扱っている。健康志向の時勢に合わせて、種々のポリフェノールが含まれるというザクロ(Pomegranate)や植物繊維が豊富でこれストロールを減らす働きあるというアサイ(Acai) のフレーバーが登場。果実の甘酸っぱさと甘さを抑えたチョコの組み合わせが絶妙で、食べ続けたくなってしまう味。
Sea Salt入りのチョコレート
日本で塩の生産地を中心に開発が進んでいる塩入りチョコレート。アメリカでも増えてきた。舌や頭に甘さが浸透する感じのミルクチョコレートに比べて、広がりが少ないダークチョコレートが、塩のお陰で刺激のある甘さとして感じられるのだろう。
【Lindtの” A touch of SeaSalt” 】
その言葉通り、塩味は強くないけれど、小さな海塩の粒々がちょっとした歯ごたえと味のアクセントになっていて癖になりそうな板チョコレート。
【GHIRARDELLIの‘Chocolate Intense Dark Sea Salt’】
通常より更に苦味の強いダークチョコレートに、サクッとしたローストアーモンド入りのミニチョコ1 1 枚。口の中で弾けて広がる海塩が特徴的。
各地で様々なスイーツが流行しているが、アメリカでのチョコレート展開からは今後も目が離せない。健康志向の商品や100%自然材料と表記されていると、つい手を出してしまいがちだが、食べ過ぎには充分に注意したい。
2月14日のバレンタインデーを控えて、スーパーマーケットやドラッグストアーにも山積みで陳列されているチョコレート。古くから愛され、近年はカカオの健康効果が周知されてさらに人気がアップしているそうだ。新製品があまり出ないアメリカでも、急速にバラエティーが広がっている。日本では女性から男性へチョコレートを贈るのが一般的だが、アメリカでは恋人や夫婦の間では男性から女性へプレゼントをするのが定番で、チョコレートとは限らない。一定の宗教に偏ってはいけない公立学校ではクリスマスには贈り物のやり取りはさせないけれど、バレンタインデーにはクラス全員でカード交換をおこなわせる先生も多い。それに小さなチョコや、バレンタインカラーの赤やピンクの包みに入ったお菓子を添えたりする。
アメリカに居る日本人はどちらから贈るのか?・・・人それぞれでしょうが、どちらにしても長く愛されているチョコレートを贈れば愛情が深まるというもの。ちなみに、片思いの男性にチョコを渡して思いを伝える・・・というのは日本流。やはり、思いは言葉と形にしなくては! 「言わなくても分かってるだろう」なんて思っている日本男児の方々、「仲良くしていこうね」と願いを込めて購入してみてはいかがでしょう?
今月はこの時期に人気のあるチョコレートやスイーツの情報をいくつか紹介しよう。
’Opera(オペラ)’ケーキが人気のケーキ屋「Opera Pastry Shop」
古くからヨーロッパで愛されてきた気品のあるチョコレートケーキ「オペラ」は、コーヒー系のスポンジケーキとバタークリームのレイヤーに、チョコレートのグレーズをかけた、シンプルなスタイルの大人っぽいケーキ。ウエストブルームフィールド市にあるケーキ屋「オペラ」のオペラはミニ(ペティ)サイズのケーキがあって、甘さがくどくなく、日本人に人気。同じチョコレート系のムースケーキもミニサイズがあるが、こちらはかなり甘い。
6588 Orchard Lake Road West Bloomfield, MI 48322
ウェブサイト:www.perapastries.net
Peter’s Palate Pleaserは、ケーキ屋ではなく、凝った惣菜やパンが中心のお店で、スイーツは種類が少なく、味も値段もグルメ級。日によって種類が替わり、1個しかないものもある‘限定さ’に惹きつけられてしまう。チョコレートケーキは驚くほどではないが、ここのカスタード系のスイーツは日本人のファンが多い。普通より太目のエクレアはカスタードの甘さとしっとりした皮がアメリカではめったに出会えない類。
1087 West Long Lake Rd., Bloomfield Hills, MI 48302
ウェブサイト:www.peterspalatepleaser.com
3年前にリボニア市で開業したカップケーキ店 「Just Baked」。アナーバーやノバイを含め現在9店舗あり、ケーキや他のbaked goodsと一緒に50種類のカップケーキを販売している。近日、更に2店舗の開店を予定している。
最も人気があるのは「グランピー・ケーキ(バニラ・バタークリーム入りのチョコレートケーキ)」や可愛い「チェリー・チップ(バタークリームの上にチェリーが飾ってあるケーキ)」。
Just Baked バレンタイン・デーの特売品
【カップケーキのブーケ】
オリジナル・サイズの10個入り箱詰めカップケーキ。味はバニラとチョコレート限定。フロスティングは伝統的なバタークリームで、特注の飾りつけが可能。最低72時間前の注文が必要。
【チョコレートカバード・ストロベリーカップケーキ】
チョコレート・ガナッシュにディップさせたイチゴチーズクリームチーズ付きのイチゴ味カップケーキ。
ウェブサイト:www.justbakedshop.com
コーヒーショップStarbucks(スターバックス)のスイーツ
ロリポップ(棒付き飴玉)のごとき形のCake Pop(ケーキボップ)は、日本のスターバックスでも人気。やや固めのケーキ生地をチョコレートやバタークリームでコーティング。本家のアメリカでは日本ほど種類が無く、あまり凝っていないのが残念だけれど、生地も外側も色々なフレーバーがある。ホワイトチョコやストロベリー味は見た目が可愛く魅力的だが、かなり甘め。
大型チェーン書店‘Barnes & Noble’にあるカフェはStarbucksと提携しているけれど、メニューが異なっていて、人気チェーン店‘Cheese Cake Factory’ のチーズケーキも扱っている。チョコカップケーキはチョコ風味豊かでしっとりとした生地。「Oreo Stack 」は甘さが抑えられたブラウニーとオレオ・クッキーの中身のようなクリームが重なったスイーツで、オレオ好きはきっとファンになるであろう、レポーター一押しの品。
ますます増えそうな市販ダークチョコレートのバラエティーに注目
フルーツピューレ(ゼリー状果実) をダークチョコレートで包んだチョコボールが人気のチョコレートで、マイヤーなどのスーパーマーケットでも扱っている。健康志向の時勢に合わせて、種々のポリフェノールが含まれるというザクロ(Pomegranate)や植物繊維が豊富でこれストロールを減らす働きあるというアサイ(Acai) のフレーバーが登場。果実の甘酸っぱさと甘さを抑えたチョコの組み合わせが絶妙で、食べ続けたくなってしまう味。
Sea Salt入りのチョコレート
日本で塩の生産地を中心に開発が進んでいる塩入りチョコレート。アメリカでも増えてきた。舌や頭に甘さが浸透する感じのミルクチョコレートに比べて、広がりが少ないダークチョコレートが、塩のお陰で刺激のある甘さとして感じられるのだろう。
【Lindtの” A touch of SeaSalt” 】
その言葉通り、塩味は強くないけれど、小さな海塩の粒々がちょっとした歯ごたえと味のアクセントになっていて癖になりそうな板チョコレート。
【GHIRARDELLIの‘Chocolate Intense Dark Sea Salt’】
通常より更に苦味の強いダークチョコレートに、サクッとしたローストアーモンド入りのミニチョコ1 1 枚。口の中で弾けて広がる海塩が特徴的。
各地で様々なスイーツが流行しているが、アメリカでのチョコレート展開からは今後も目が離せない。健康志向の商品や100%自然材料と表記されていると、つい手を出してしまいがちだが、食べ過ぎには充分に注意したい。