B. NEKTAR Meadery - Ferndale, MI 1

ミシガンの自然を楽しめるMeadery

文&写真 by ヤマトノオロチ

B.NEKTARはFerndaleにあるMead(“ミード”と発音)とCiderが専門の醸造所(Meadery)。以前本誌で紹介したDragonmeadと並んで、精力的に生産を行っている。2006年の創業以来、23州に商品を展開するミシガンを代表するMeaderyだ。アクセスはI-75を9マイルで降りて3分ほどなので、わかりやすい。

ここにはMead, Still mead, Ciderがある。Meadはハチミツと水、時にはハーブなども加え発酵させたアルコール飲料。シナモンやりんごからつくられたものはMeadの中でもcyserという。Still meadは炭酸を加えていないMeadで室温で飲める。アルコール度も高め。Ciderはりんごのほか、さくらんぼなどからつくられたものなど、この日はこれら3種類あわせると20ほどがタップリストにあった。

B.NEKTARは10年ほどの歴史をもつが、同じ通りの中で3度も建物を移動している。

Taproomの周囲は自動車関係のパーツの工場があり、反対側は典型的な平屋の住宅が続く角地。ゆくゆくの醸造施設の拡張を考え、「工場のような広いスペースが必要だったし、人が訪れやすい場所」としてこのロケーションを選んだ。

MeadもCiderもビールと異なりスムーズで炭酸の発泡のキメが細かいところが特徴。

また、加えてあるスパイスやハーブの味と色も楽しめる。ミシガン州でも多くのレストラン等でも提供されているMeadのKill All the Golfer (ABV. 6%)はTeaが加えてあるのでお茶ならではの舌にしみこむ渋さを感じる。CiderのZombie Killer (ABV. 5.5%)はミシガンでもよく見られる紫色の野草star thisleのハチミツとさくらんぼ、りんごから作られていて、味は酸味がややあるが美しいピンク。さらにCiderのDeath Unicorn (ABV. 6%)はblackcurrant(クロスグリ)からつくられる。赤ワインかと思うような鮮やかな色と甘さを抑えた酸味。訪れた客はほとんどの人がフライト(好きな5 oz.を6種。種類により$2から)を楽しんでいた。

Taproomの規模こそは大きくはないが、Mead、Ciderのバラエティーの多さはここでしか味わえない。幸いボトルが、ミシガンでも一般のスーパーや食料品店の店頭でも販売されている。ラベルのグラフィックのユニークさもクオリティの高さを感じる。Taproomを訪れるチャンスがない人もこの素晴らしさを自宅で味わえるだろう。ほかのBreweryにはないものとしてTequila barrel Age pineapple(Tequilaの樽に9ヶ月間仕込んだもの)もユニーク。

B.NEKTAR Meadery

1511 Jarvis
Ferndale, MI 48220

phone: (313) 744-6323

http://www.bnektar.com/