さくらガーデン起工式:オークランド郡ノバイ市に誕生する日本風庭園 The Sakura Garden Launch Reception 1

IMG_4243去る11月1日、ノバイ市にあるミシガン州立大学の施設 “ MSU TOLLGATE FARM AND EDUCATION CENTER”にて、日本風庭園「Sakura Garden」の起工式が行われた。

「Sakura Garden」はオークランド郡が予てより構想を練ってきたもので、この度、建設計画が確定し、来春にはガーデンがお目見えする予定となっている。上の画像がコンピュータグラフィックによる完成予定図で、のちのちは茶室も建てる予定があるとのこと。今はまだ日本的な要素の無い池のほとりに、まずは桜の木が植樹されるそうであるが、その後どう展開してゆくのか、楽しみである。

「この地に日本風の庭園を!」という構想は、ミシガン州立大学、在デトロイト日本国総領事館、日本商工会、そしてノバイ市ならびにオークランド郡の常からのパートナーシップが基となっており、多数の企業や個人による寄付や尽力によって計画確定の段階に至った。

SakuraGarden_Vision_171031式典ではオークランド郡ならびにノバイ市、ミシガン経済団体の代表、そして和田総領事が挨拶に立ち、まず、郡のディレクターからは、日系企業をはじめ270 件以上の寄付を得られたことに加え、多くの人々の熱心な思いと活動があって今に至ったことが伝えられた。ノバイ市の代表は、日系企業そして日本人の住人が多く、さまざま日本との繋がりをもっている地域で、そのリレーションシップを形にするひとつがこのガーデンであり、日本人に対してのみならず、全住人にとって素晴らしい場所となることを目指しているなど述べられた。ミシガン経済団体の代表は「我々が目指すものの一つは人々が和やかに過ごすこと」と示したうえで、日系の人々との繋がりはかけがえ無いものであり、このガーデンをひとつの機会として、さらに継続していきたいと表明した。和田総領事は、日本における“花見”文化を説明し、家族や友人と集って親睦をはぐくむ日本の伝統を当地で楽しめることを心から嬉しく思うと喜びを表した。

最後に、当施設の管理機関であるMSU のCollege of Agriculture and Natural Resources学長から同センターが食・農業・食物に関する研究施設であると同時に地域に開かれたラーニングセンターであり、主に子供たち向けのデイキャンプやフィールドトリップなど様々なアクティビティーを提供しているとの説明があった。何千人もの人が州内外から訪れているとのこと。

さくらガーデン完成後には今までに無い企画も展開していきたいと関係者らは抱負を語っている。

式次第のあとには、納屋に会場を移して茶の湯の実演披露とデザートが振舞われた。JSDウィメンズクラブによる実演が始まると、200人近い参席者が賑やかであった談話を中断し、静寂の中でお点前に見入っていた。即席の茶席には着工に相応しい『日出乾坤輝(ひいでてけんこんかがやく)』の掛け軸、そして季節に合わせて、花入れには菊やススキ、茶器には柿の形が選ばれていた。『日出乾坤輝』とは「太陽が昇りその光に照らされて世界が輝く」といった意味をもつおめでたいもの。ガーデンの完成にむけて暗雲がたたず、そして春には輝く日差しのもとで桜を楽しめることを心から祈りたい。

The concept for this new garden began with the partnership of Michigan State University, the Japanese Consulate of Detroit, the Japanese Business Society of Detroit, the Cit y of Novi and Oakland County under the leadership of L. Brooks P atterson. Our sponsors are making it a reality .