Hilltop Brewery & Spirits - Clarkston, MI 1

DSCN4981ゆったりとしたスペースが魅力のブリューワリー

文&写真 by ヤマトノオロチ

ミシガン州のブリューワリーの数はほぼ250。2014年、この街にも待望のブリューワリーがオープンした。ClarkstonのParker’s Hilltop Breweryだ。

DSCN4992「ニホンゴ、ワスレタ」と言いつつもマネージャーのザック氏は、メモ用紙に気さくにカタカナで名前を書いてくれた。クラークストンの高校で3年間日本語を学んでいたという。オーナーも以前いすゞ自動車に勤めたことがあるというから、このブリュワリーに対する親近感がわいて来た。ザック氏もレストランの中を始め、ブリュータンクの部屋までくまなく案内してくれた。

DSCN4989のブリューワリーが面しているDixie Hwyはおよそ百年前にMiami―Chicago間を結ぼうとした幹線の一部。クラークストンからUS-24(Telegraph Road)のナンバーがつき、デトロイトまで続く。比較的平地が多いミシガン州だが、このブリューワリーは名前のとおり、この道のちょっとした丘にある。

DSCN5006元はラケット・コートだった建物を改造した。1万7000平方フィートのブリューワリーは重厚なバー、25台のテレビ画面のスポーツバー、貸し切り可能なミニバー、ゲームボードと多彩なスペースが広々と確保されているのがその名残だ。「ゲームは無料。オーナーは

DSCN4996家族的な雰囲気にしたかった」とザック氏。オープンから人気を集め、今年は一回のビールの醸造量を昨年の2倍に当たる40バレル方式に増量している。

ビールのホップは全てミシガン産。訪れた日はフラッグシップとシーズナルを含め計16種がラインナップ。シーズナルだが最も芳醇な香りとすっきりとしたかんきつ類とタンジェリン・オレンジの風味がするのはBeaten to a pulp Neipa (Abv. 7%)。ホップの組み合わせとしてはユニークなMosaic、Ekuanot、Idaho7からなる。特にその名のとおり(beat to a pulp=たたきのめす)、Ekuanotの香り。また、Mr. Hockey Irish red、Bella’s blonde(低アルコール度でおススメ)、Hilltop IPAも人気が高い。このほかに今年のWorld Expo Beer Competitionでメダルを獲得したビールも多くあり、質の高さを物語っている。じっくり雰囲気と飲み物を味わいたい、玄人にはうってつけのブリューワリー。フルキッチンのメニューを揃えているので、近隣のゴルフ場で楽しんでからのひと時もいいだろう。

DSCN4990クラークストンはPontiacをぬけI-75を北に進んだところ。ミシガン州で屋内アウトレットモールでは最大級といわれるGreat Lake Crossing MallからI-75経由で15分ほど。